1999 Fiscal Year Annual Research Report
リサイクル建材の使用実態と使用促進化方策に関する研究
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11650634
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Research Institution | Tokyo Metropolitan University |
Principal Investigator |
角田 誠 東京都立大学, 工学研究科・建築学専攻, 助教授 (10180035)
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Keywords | リサイクル建材 / 資源循環 / 環境配慮 / リサイカブル / 省資源 / 資源有効利用 |
Research Abstract |
平成11年度は、リサイクル建材の実態把握、リサイクル建材の使用状況調査を中心に研究を進めた。 リサイクル建材の実態調査では、使用部位、リサイクル材の仕入先及び発生源、リサイクル材の含有率(製品重量に占めるリサイクル材の重量%)などについてアンケート調査を行い、224製品の有効回答を得た。使用部位としては外構が多く、内部床・壁・天井なども見られた。リサイクル材の仕入先は各種の製造工場、廃棄物処理業者からが多くなっている。またリサイクル材の発生源は建物の新築・解体工事からのものが全体の2割を占めている。リサイクル材の採用率は50%を超えるものが7割弱となっており、ヴァージン材位外の材料がかなり含まれていることが明らかとなった。 リサイクル建材の使用状況調査では、各設計組織とも選択肢としてリサイクル建材は用意しているが、性能面での不安、高コスト、新品でないことの悪イメージなどの理由から、積極的に使っていないことがわかった。
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