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2001 Fiscal Year Annual Research Report

環境保全型農業のための機械的除草作業の自動化

Research Project

Project/Area Number 11660258
Research InstitutionKagoshima University

Principal Investigator

岩崎 浩一  鹿児島大学, 農学部, 助教授 (90232652)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 末吉 武志  鹿児島大学, 農学部, 助手 (40305165)
宮部 芳照  鹿児島大学, 農学部, 教授 (30041643)
Keywords環境保全型農業 / 雑草抑制 / 再生紙 / 古紙
Research Abstract

1.液状ダンボール塗布量の変化による雑草発生量の側定
液状ダンボール塗布量の変化により雑草の発生量にどのような影響があるかを明らかにするため、畝立てしたほ場において実験を行った。液状ダンボールの塗布量を125g/m^2から500g/m^2まで4段階に変化させた塗布区と全く塗布しない無処理区を設定して、4カ月にわたって雑草の出芽数を測定した。また、塗布から4カ月経過後に発生した雑草を収穫し、乾燥重量を測定した。その結果、雑草の出芽数は無処理区の出芽数に対する出芽割合を出芽率として、塗布後80日までは、最大でも30%程度によくせいすることができた。また、塗布後120日では塗布量最少の125g/m^2では74%以上の出芽率に達していたが、他の塗布区では33%以内であった。また、塗布したダンボールの乾燥後厚さは、塗布量にほぼ比例していた。発生した雑草の乾物重量は、最大で無処理区の50%に達していたが、最低では10%程度であった。しかし、出芽割合と必ずしも比例関係にあるとはいえなかった。
2.画像処理による雑草の識別
液状ダンボールを作物を避けて噴射塗布する機構の完成に資することを目的として、マシンビジョンを利用した雑草と作物の識別システム構築のための基礎データを収集した。雑草の発生が特に問題とされる作物の内、チンゲンサイ、ニンジン、大豆を選択し、播種後二葉あるいは本葉が出た状態でCCDカメラを用いて各個体を撮影した。画像をパソコンに取り込み、Visual Basicにより処理、作物と雑草を識別するアルゴリズムを構築した。

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Published: 2003-04-03   Modified: 2016-04-21  

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