2000 Fiscal Year Annual Research Report
上腕骨外側上顆炎の作業関連性についての人間工学的研究
Project/Area Number |
11670341
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Research Institution | Fujita Health University |
Principal Investigator |
今枝 敏彦 藤田保健衛生大学, 医学部・公衆衛生学, 講師 (00303636)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
竹内 康浩 名古屋大学, 医学部, 教授 (90022805)
谷脇 弘茂 藤田保健衛生大学, 医学部・公衆衛生学, 講師 (40197538)
小野 雄一郎 藤田保健衛生大学, 医学部・公衆衛生学, 教授 (80135334)
蛭田 秀一 名古屋大学, 総合保健体育科学センター, 助教授 (30173272)
安藤 詳子 名古屋大学, 医学部, 講師 (60212669)
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Keywords | 上腕骨外側上顆炎 / 作業関連性疾患 / 人間工学 / 筋電図 / 筋力 |
Research Abstract |
1.昨年度購入したコンピュータベースの機器類(歪みアンプなど米国製)を組み立て昨年度購入したデスクトップコンピュータに筋電用のA/D変換ボードとケーブルを、さらに歪みゲージ用のA/D変換ボードとケーブルを組みこんだ。同様にして今年度はノートプックコンピュータにも2台のA/D変換カードを組み込み、2台のコンピューターを同時に使用できるようにした。 2.この2台のコンピュータを同時に使うため、コンピュータベースの機器類を配線し直し、実験制御系をノートブックコンピュータに、.さらに実験データ集録装置をデスクトップコンピュータとし、実験装置を組み直した。 3.昨年度考案した手関節筋力測定装置(4つの歪みゲージを使って手関節の筋力を2次元的に解析する装置)を今年度作成し、年末に完成した。 4.筋電計からのデータと歪みゲージからのデータを統合するプログラムを、昨年度新規購入したLabViewにて作成した。しかし歪みゲージが日本製であり、コンピュータ制御の機器類が米国製であったため、システムの作成にあたり技術面で問題があった。 5.その問題解決のため、LabViewのプログラム構築の講習会に出席し、プログラミングを学習した。さらにデータを高速に集録する目的でコンピュータ用のメモリを購入し、それをコンピュータに増設した。 6.その結果高速データ集録が可能になったため、データ量が莫大になり、データの保存装置が必要になった。そこでDVD-RAM,MO,CD-R等を購入し、コンピュータに設置した。 7.実験装置の開発に時間がかかったため、当初予定した本格的な実験は現在履行していない。しかし機械の精度実験や筋電の予備実験を現在行っている最中である。
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