1999 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
11670552
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Research Institution | Kurume University |
Principal Investigator |
豊永 純 久留米大学, 医学部, 教授 (00098881)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
宮崎 士郎 久留米大学, 医学部, 助手 (60289428)
鶴田 修 久留米大学, 医学部, 講師 (60197770)
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Keywords | 早期大腸癌 / pit pattern / de novo carcinoma / 深達度診断 |
Research Abstract |
まず臨床的立場から内視鏡による早期癌の発見に努め早期癌の発見と深達度の検討に必要な病変を集めることとその検討に努力している。 臨床的な検討項目として通常内視鏡、超音波内視鏡による深達度診断能の検討および拡大内視鏡や実体顕微鏡を用いたpit patternによる細胞異型度の診断と深達度診断能の評価、術前深達度診断を内視鏡的粘膜切除術後の材料による適応の検討もひきつづき行っている。粘膜内に浸潤がとどまりadenomaを含まず初期のde novo carcinomaと考えられる表面型大腸癌と集積し、その中で大腸癌の発育進展様式を表面性状からのみでなく、今後分子生物学的な手段でもアプローチする予定である。
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Research Products
(3 results)
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[Publications] 鶴田 修: "早期大腸癌肉眼分類-私の診断基準"胃と腸. 34・1. 22-23 (1999)
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[Publications] 藤田三丈,鶴田 修: "大腸腫瘍内視鏡的粘膜切除標本による局所根治度判定"胃と腸. 3・2. 172-173 (1999)
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[Publications] Osamu Tsuruta: "Usefulness of the high-frequency ultrasound probe in pretherapeutic staging of superficial-type colorectal tumors"International Journal of Oncology. 13. 677-684 (1998)