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1999 Fiscal Year Annual Research Report

パーキンソン病における黒質神経細胞死の神経栄養因子・遺伝子導入による抑制の研究-神経栄養因子Humann pigment epithelium-derived factor蛋白および遺伝子導入による神経細胞死の抑制-

Research Project

Project/Area Number 11670640
Research InstitutionJuntendo University

Principal Investigator

杉田 之宏  順天堂大学, 医学部, 講師 (70162881)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 水野 美邦  順天堂大学, 医学部, 教授 (30049043)
森 秀夫  順天堂大学, 医学部, 助教授 (30150634)
望月 秀樹  順天堂大学, 医学部, 講師 (90230044)
KeywordsPEDF / 神経栄養因子 / 黒質神経細胞 / パーキンソン病 / レトロウィルスベクター / アストロサイト / マイクログリア / 移植
Research Abstract

1.ウィルスベクターを用いたPEDF(Human pigment epithelium-derived factor)による黒質神経細胞死の制御の検討:(1)神経栄養因子PEDFの遺伝子導入実験の基礎実験としてHuman recombinant PEDF protein(hrPEDF)の添加による培養ラット黒質神経細胞への生命維持作用を検討し、神経細胞死の抑制効果を確認した.(2)モロニー白血病レトロウイルスベクターを使用してPEDF遺伝子を組み込み、同時にIRES(internal rebosomal entry site)を用いてレポター遺伝子であるEGFP(enhanced green fluorecence protein)の2種類の遺伝子を導入した.(3)培養ラット・アストロサイトおよびラット・マイクログリアに上記ウイルスベクターによりPEDFの高発現系をFACSを用いて作成し、いずれの培養系においてもその発現を確認した(10-25%).培養グリア細胞への導入に際しては、GM-CSFによる増殖刺激下での導入を検討し、導入効率の有意の改善傾向を認めた.
2.ラット黒質培養神経細胞のアポトーシスモデルへのリコンビナントPEDFの効果の検討:(1)ラット黒質培養神経細胞をMPP+で処理しin vitroパーキンソン病モデルを作成した.(2)hrPEDFの添加による神経細胞死の抑制について検討中である.
3.パーキンソン病実験モデルマウスへの移植によるin vivoの実験系の検討:上記の遺伝子導入培養グリア細胞を用いた移植の基礎実験として、stereotaxic operationによるにマウス脳・線条体への培養グリア細胞の移植を行い、現在、生着率の向上についての技術的検討を行っている.

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Published: 2001-10-23   Modified: 2016-04-21  

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