1999 Fiscal Year Annual Research Report
未熟心筋の再潅流障害と脂肪酸酸化亢進について-インスリンとグルカゴンの影響-
Project/Area Number |
11670777
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Research Institution | Kyoto Prefectural University of Medicine |
Principal Investigator |
糸井 利幸 京都府立医科大学, 医学部, 講師 (10264780)
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Keywords | 未熟心筋 / インスリン / グルカゴン / カルシウム / 再潅流障害 |
Research Abstract |
・NMRプローベの作成:wide bore用の潅流心専用プローブの特注は予想異常に高価であったため、現在自前で作成中である。 ・虚血潅流心の13C-パルミチン酸酸化能については、心筋組織ホモジネートを用いて測定し、データを蓄積中である。 ・心筋組織内のマロニルCoA濃度は虚血後減少する傾向にあるが、インスリンとグルカゴンの影響については、データを蓄積中である。再潅流後の心機能への影響に明らかな差が出ていない。 ・低温潅流については来年度行う予定である。
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