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1999 Fiscal Year Annual Research Report

Vγ3T細胞の表皮選択的局在のメカニズムの解析

Research Project

Project/Area Number 11670819
Research InstitutionNiigata University

Principal Investigator

河井 一浩  新潟大学, 医学部, 助手 (90242411)

KeywordsγδT細胞 / T細胞分化 / ホーミング / 樹枝状表皮T細胞
Research Abstract

1)胎仔・新生仔・成熟マウスの各臓器におけるVγ3TCRmRNAの発現をVγ3およびJγ1特異的なプライマーを用いたRT-PCR法によりスクリーニングしたところ、胎仔胸腺および皮膚以外に胎生18日の腸管からVγ3-Jγ1皿RNAがミ検出された。胎仔腸管から検出されたPCR産物は、シークエンス解析により胎仔胸腺および皮膚から検出されたPCR産物と同一の多様性のないVγ3-Jγ1シークエンスであることが確認された。しかし、腸管では生後3日以降、Vγ3-Jγ1mRNAは検出されなくなった。
2)胎仔腸管に実際にVγ3T細胞が存在することを確認するために、抗Vγ3TCR抗体による免疫組織化学染色を行ったところ、少数の腸管上皮内Vγ3T網胞が同定された。
3)以上より、Vγ3T細胞は胎生期には皮膚以外に腸管にも遊走するが、皮膚以外の臓器では生後は生存・増殖できず死滅することが明らかになった。今後は、胎生期の皮膚と腸管において、Vγ3T細胞の生存・増殖を支持する各種サイトカイン等の因子の発現に差があるかどうかを検討する予定である。

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Published: 2001-10-23   Modified: 2016-04-21  

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