1999 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
11670918
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Research Institution | Kansai Medical University |
Principal Investigator |
白石 友邦 関西医科大学, 医学部, 助教授 (20148498)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
河 相吉 関西医科大学, 医学部, 講師 (30152896)
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Keywords | イメージングプレート / 両面集光 / マルチ周波数処理 / フィルム / スクリーンシステム / FCR / 胸部疾患 |
Research Abstract |
1.イメージングプレートを両面から読取る両面集光技術を採用したFCR画像読み取り装置「FCR5501D」を設置した。 2.表示用の画像処理(新規画像処理であるマルチ周波数処理を含む)による疾患の最適画像処理の検討及び評価に供するために CRT画像表示装置HI-C655D(表示用の画像処理が可能), FCR画像記録装置CR-LPDの各装置により構成されたシステムを導入した。 3.胸部を中心とした各種疾患における臨床画像の撮影を開始した。胸部の代表的疾患に対して、現在ルーチンにて胸部撮影に使用されているフィルム/スクリーンシステム(UR-1/HG-M)と本システム(FCR5501D)との画質差の客観的評価を行う。(対象となる疾患の描出が優れているかどうかの検討をおこなう) 研究の具体的なプロトコールとして, (1)サンプル画像収集 サンプル収集に当たっては同一患者でF/Sシステムと本システムの2ショット撮影を同時におこなう。対象は主として結節性陰影を有する患者としている。 (2)データの保存方法は 最適画像処理検討時(表示用画像処理変更時)にオリジナル画像が必要なため可逆圧縮が必要である。 (3)撮影条作(電圧、線最、グリッド)は原則としてF/Sと同一撮影条件として開始する。 ある程度撮影された時点で電圧及びMAS値の検討も実施(画質の傾向を見て)する。 (4)画像処理条件と評価用フィルムの作成について 1)画像処理条件:開始当初はマルチ周波数処理をかけない標準処理(F/Sに近い画像)で出力されるようにプリセットしておく。 2)ある程度サンプル画像が収集できた時点で、マルチ周波数処理画像の作成をHIC655Dにて(パラメータ変更)実施する。
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Research Products
(1 results)