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1999 Fiscal Year Annual Research Report

レチノイン酸処理マウス胚における心房の左右形態形成に関与する遺伝子発現の動態

Research Project

Project/Area Number 11671077
Research InstitutionTokyo Women's Medical University

Principal Investigator

森島 正恵  東京女子医科大学, 医学部, 助手 (00241068)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 中澤 誠  東京女子医科大学, 医学部, 教授 (10075567)
安井 寛  京都府立医科大学, 医学部, 助手 (60210241)
Keywords内蔵心房錯位 / レチノイン酸 / nodal / lefty
Research Abstract

レチノイン酸投与マウスにおける体節初期のnodalおよびlefty遺伝子の発現パターンと個体発生過程における発現stageの確認を行なった。
1.胎齢8日胚においてwhole mount in situ hybridizationを用いてnodal,lefty mRNAの局在を検索した。レチノイン酸処理群において、leftyは点状またはモザイク状に発現するみならず、正常胚においては既に遺伝子発現が消失するべき8-10体節期においてもシグナルが検出される個体が存在した。nodalにおいてもモザイク状の発現が認められた。
2.レチノイン酸処理胚及び正常胚よりtotal RNAを抽出しDifferential displayにより発現が変化している遺伝子を検索した。この結果、Zac-1遺伝子が候補としてあがり、RT-PCRでは胎齢7日のレチノイン酸処理胚においてPCR productが検出されなかった。また、アクチビン受容体においても同様にRT-PCRを行なったが、こちらは全例PCR productの発現が認められた。
以上の結果より、個体発生過程における内臓の左右形態決定に関与する分子群の発現異常が最もダイナミックに起こる可能性がある時期が胎齢7日に存在すると考えられた。

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Published: 2001-10-23   Modified: 2016-04-21  

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