1999 Fiscal Year Annual Research Report
転与因子JF-κBに対するアンチセンスオリゴヌクレオチドによる関節炎治療法の開発
Project/Area Number |
11671446
|
Research Institution | Yokohama City University |
Principal Investigator |
高木 敏貴 横浜市立大学, 医学部・附属病院, 講師 (30254171)
|
Keywords | NF-κB / 慢性関節リウマチ / コラーゲン関節炎 / 免疫組織化学 / 軟骨細胞 |
Research Abstract |
慢性関節リウマチ(RA)においてIL-1,IL-6,TNF-αやγIFNなどのサイトカインの発現が亢進している。 本年度においてはRAの疾患モデルであるコラーゲン関節炎をマウスに作成し、これらの炎症に関与するサイトカインのmRNA転写に必要とされる転写因子NF-κBの動態を解析した。 ウシII型コラーゲンをFreund′s incomplete adjuvantと混和してDBA/1Jマウスの尾根部に感作した。感作後3,5,7週にて各群5匹屠殺し膝関節を10%中性ホルマリンに固定、0.1M EDTAにて脱灰、パラフィン包埋後薄切し、抗NF-κB抗体を用いて免疫組織化学的に検討した。 感作後7週で全例に四肢の関節炎が発症した、滑膜表層細胞、軟骨細胞においてNF-κBの発現亢進が認められた。軟骨細胞におけるNF-κB陽性率は感作後3,5,7週でそれぞれ43.7%,68.0%,79.5%であり無処置群では51.1%であった。 関節炎の病態の把握および治療法の開発において転写因子NF-κBの解析が重要である。今後、本モデルにおいてNF-κBのアンチセンスオリゴヌクレオチドを使った治療法の開発を行う。
|