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1999 Fiscal Year Annual Research Report

ヒト骨芽細胞刺激因子-1を高発現するトランスジェニックマウスの骨の解析

Research Project

Project/Area Number 11671447
Research InstitutionKyoto Prefectural University of Medicine

Principal Investigator

橋本 保  京都府立医科大学, 医学部, 助教授 (00237942)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 辻村 敦  京都府立医科大学, 医学部, 助手 (50236890)
平澤 泰介  京都府立医科大学, 医学部, 教授 (40079851)
Keywords骨粗鬆 / トランスジェニック
Research Abstract

骨芽細胞刺激因子(Osteoblast stimulating factor:OSF1)は、in vitroでは神経細胞の突起伸長作用、骨芽細胞を分化、増殖、動員の3段階で活性化することが知られている。我々はヒトOSF1遺伝子を高発現するトランスジェニックマウスを作製した。これを用いて、OSF1の同所的骨形成に与える影響を調べた。同トランスジェニックマウスの脛骨と腰椎を用い、カルセイン二重標識法により、メスで骨形成速度と骨形成面積が有意に増加を示していた。この遺伝子を持ったホモのトランスジェニックマウスと野生型マウスを交配し(F0)、ヘテロのマウス(F1)を得た。このヘテロどうしを交配し同腹のマウス(F2)を得た。このF2でヒトOSF1遺伝子についてホモ、ヘテロ、ネガの同腹の個体が得られた。このうち、ホモとネガのメスについて、生後14週齢で卵巣摘出群と、偽手術群を作製した。ヒトOSF1遺伝子についてホモの個体を卵巣摘出したものが、ネガの個体で偽手術したものと同程度の骨密度と灰質含有率を示す、すなわち、ヒトOSF1遺伝子が卵巣摘出でのエストロゲンの欠乏を代償することはDXA、ash assayおよびX線撮影で既に示している。今回作製した同腹のホモとネガのF2マウスでは、実際に力学的強度も増強しているのかを調べる予定である。既に14週齢での卵巣摘出および偽手術を終了した。28週齢に達した時点で、骨を採取し、力学試験機にて強度試験を行う予定である。

  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Publications (1 results)

  • [Publications] Tamotsu Hashimoto Gotoh.et al: "A set of temperature sensitive-replication/-segregation and temperature resistant plasmid vectors with different copy"GENE. 241. 185-191 (2000)

URL: 

Published: 2001-10-23   Modified: 2016-04-21  

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