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1999 Fiscal Year Annual Research Report

神経障害性がん性疼痛モデルの作成とその意義

Research Project

Project/Area Number 11671479
Research InstitutionChiba University

Principal Investigator

下山 恵美  千葉大学, 医学部, 助手 (10206253)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 青江 知彦  千葉大学, 大学院・医学研究科, 講師 (90311612)
下山 直人  国立がんセンター, 中央病院, 医長
Keywords神経障害性疼痛 / がん性疼痛 / マウス
Research Abstract

1.BALB-Cマウスの座骨神経近傍にMeth-A sarcoma腫瘍細胞を移植し、がん性神経障害性疼痛モデルを作成した.移植後一定の期間、マウスは移植されている方の下肢を挙上するなどの疼痛行動および温熱刺激に対する疼痛過敏を示した。機械的刺激に対しては、感覚鈍麻を示した.
2.従来ラットで用いられている神経障害性疼痛モデルである座骨神経結札モデルをマウスで作成し、上記モデルと比較した。同様に下肢挙上などの疼痛行動および温熱刺激に対する疼痛過敏がみられたが、機械的刺激に対しては、上記がん性モデルと異なり、アロディニアがみられた。
3.以上のように2つのモデル間に違いがあることが明らかになり、がん患者で見られる神経障害性モデルにより近いがん性モデルの更なる検討は有意義と考えられた。
4.現在、2つのモデルの違いを解明するため、組織学的検討、および薬理学検討を行っている。

URL: 

Published: 2001-10-23   Modified: 2016-04-21  

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