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2001 Fiscal Year Annual Research Report

マクロファージ系ケモカイン(MRP)の個体発生と腫瘍組織の遺伝子発現

Research Project

Project/Area Number 11671644
Research InstitutionTOKIWA UNIVERSITY

Principal Investigator

上見 幸司  常磐大学, 人間科学部, 教授 (90051903)

Keywords28kDaタンパク / MRP8 / MRP14 / カルシウム結合タンパク / S100ファミリー / 妊娠関連タンパク / 胎盤 / 腫瘍
Research Abstract

本研究が対象としてきたマクロファージ系ケモカイン、MRP8は、現在ではS100タンパク・ファミリーの一種「S100A8」として分類されている。本タンパクは、そのDNA組成の構造から、第1染色体長腕21部分(1q21)に配置されており、それまで全く別の観点から研究されてきた種々のタンパクや腫瘍抗原、例えばカルグラニュリン(Calgranulin)、肺嚢胞腫抗原(Cystic fibrosis antigen : CFAg)などと全く同一のタンパクであったことが認められるに至っている。本研究では、これまでに、本タンパクが個体発生の過程で、胎盤絨毛上皮に発現することの発見以来、その発現の時期特異性、卵巣癌細胞での発現、術後の治癒過程や平滑筋の増殖、あるいは子宮筋腫での発現などについて、in situ hybridization技術を駆使して解明してきた。今後は、これらのデータを整理し、個体発生学と腫瘍病理学との接点について、適切な理論化を図ることにする。

URL: 

Published: 2003-04-03   Modified: 2016-04-21  

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