1999 Fiscal Year Annual Research Report
アレルギー性鼻炎局所でのIgE産生:DEPによるアレルギー性炎症の増悪の機序
Project/Area Number |
11671708
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Research Institution | Nippon Medical School |
Principal Investigator |
RUBY PawanKar 日本医科大学, 医学部, 講師 (00287674)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山岸 茂夫 日本医科大学, 医学部, 助手 (30307946)
滝沢 竜太 日本医科大学, 医学部, 助手 (10271347)
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Keywords | IgE / mast cell / allergic rhinitis / FcεRI |
Research Abstract |
I型のアレルギー反応は、抗原特異的IgEの産生、IgEの肥満細胞上の高親和性IgEレセプター(FcεRI)への結合、FcεRIに結合した抗体が抗原によって架橋され、レセプターが凝集し、結果として肥満細胞から各種のメデイエーターが放出させることによりおこる。したがって肥満細胞上のFcεRIの発現やIgE産生はI型アレルギー反応にとって必須であると考えられる。 我々は通年性アレルギー性鼻炎患者の鼻粘膜肥満細胞上のFcεRIの発現が増強しており、これが血中IgE値と相関していることや、IL-4やIgE自身が肥満細胞上のFcεRIの発現を増強させうることを報告した。さらに通年性アレルギー性鼻炎患者の鼻粘膜肥満細胞はB細胞に対してIgE産生を誘導する能力をもつことを報告した。 今回の研究でIgEが実際に鼻粘膜局所で産生されるかどうか、またその抗原特異性の有無について検討した。さらに鼻粘膜局所で産生されたIgEをアデノイドや扁桃で産生されたIgEと比較し検討した。また鼻粘膜局所でのIgE産生における肥満細胞とT細胞の役割を比較検討した。 まず切除された下鼻甲介をorgan cutureしダニ抗原(Deaf II)で24時間刺激する。そしてIL-4,IL-13,IgE mRNAの発現をRT-PCR法で、IL-4,IL-13,IgEの産生をELISA法にて検討した。その結果、鼻粘膜organ culture biopsy sampleでのIL-4,IL-13,IgEのmRNAの発現、および蛋白の産生はDerf IIの刺激によって増加した。次に鼻粘膜とアデノイドでIgE陽性B細胞の総数に対する抗原特異的IgE陽性B細胞の割合について免疫組織化学にて検討しました。その結果、鼻粘膜ではアデノイドと比較してして抗原特異的IgE陽性B細胞の割合が増加していた。また鼻粘膜肥満細胞を介したIgE産生はT細胞と異なり、MHC非拘束性であった。
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[Publications] Pawankar R: "Role of Shock organ in clinical expression of disease"Clin Exp Allergy. (in press). (2000)
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[Publications] Pawankar R: "Epithelial cells and airway allegic disease"Asian Pacific J. Allergy &Immunol. (in press). (2000)
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[Publications] Pawankar R: "Local IgE synthesis & versatile role of mast cells"Am J Rhirol. (in press). (2000)
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[Publications] Pawankar R: "γδT cells in airway allergic disease"Clin Exp Allergy. 130. 318-323 (2000)
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[Publications] Pawankar R: "Mast cell function modulating IgE mediated disease"Allergology International. 48(3). 72-89 (1999)
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[Publications] Pawankar R: "Novel integrated role of mask cells & rectum to IgE"Jpr J. Rhirology. 38(1). 3-13 (1999)
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[Publications] Pawankar R: "Advances in Otolaryngology"Mrittika International. 13 (1999)
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[Publications] Pawankar R: "Advances in Otolaryngology"Mrittika International. 15 (1999)