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1999 Fiscal Year Annual Research Report

効果的看護サービスに寄与する看護情報の学校・継続教育におけるガイドラインの研究

Research Project

Project/Area Number 11672336
Research Institution佐賀医科大学

Principal Investigator

石垣 恭子  佐賀医科大学, 医学部, 助教授 (20253619)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 山本 和子  島根医科大学, 医学部, 教授 (90084863)
水流 聡子  広島大学, 医学部, 助教授 (80177328)
Keywords看護情報リフレッシュ教育 / ニーズ調査 / 情報学 / 統計学 / 看護情報教育リソース / テキスト / 電子教材 / 現場見学
Research Abstract

広島県内の総合病院及びそれに準ずる公立系病院の看護職、170名に対し、看護情報リフレッシュ教育のニーズ調査を実施した。回収率は97.0%、165名の回答者を得た。看護婦養成機関における情報に関する教育を受けた有無については、73.0%の看護職に経験がなく、卒業した専門学校と短大・大学の間に有意な差を認めた。コンピュータの操作能力は、基本操作とワープロ機能について70.0%以上が操作可能であった。看護における情報学、統計学の必要性は、情報学で90.4%、統計学で65.0%が認めていた。しかし、勤務病院での卒後のリフレッシュ教育は、情報学70.1%、統計学94.4%の施設で行われていないのが現状であった。今後の看護情報リフレッシュ教育に望む内容として、情報学では「情報科学の基礎」「看護における情報処理」「コンピュータについて」、統計学では、「統計ソフトの使用方法」「代表値とデータのバラツキ」についての項目に第1希望が多かった。今後の展開としては、他県(佐賀、島根)との比較やデータ収集を考えている。
看護情報教育リソースの研究としては、本学1年次学生59人に病院の看護情報システム見学終了後、アンケート調査を実施し、次年度講義における教育リソースについて考案する材料とした。システムの概略は、よく理解できた1人、だいたい理解できた45人、あまり理解できなかった13人。システムの画面は、良く見えた14人、だいたい見えた35人、あまり見えなかった10人。見学実習は、今後も行って欲しい50人、どちらでもよい9人、必要ないは0人だった。病院システムを理解する上で最も勉強しやすいものでは、テキスト6人、電子教材16人、現場見学37人だった。医療情報システムを学習するには、電子教材と見学をあわせたものが有効で、見学は少人数で行うようにしないと効果的ではないことが示唆された。

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Published: 2001-10-23   Modified: 2016-04-21  

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