• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to project page

1999 Fiscal Year Annual Research Report

農山村部における看護コンサルテーション・システムの開発

Research Project

Project/Area Number 11672341
Research InstitutionFukushima Medical University

Principal Investigator

原 礼子  福島県立医科大学, 看護学部, 教授 (50189693)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 酒井 美也子  福島県立医科大学, 看護学部, 助手
中山 洋子  福島県立医科大学, 看護学部, 教授 (60180444)
Keywords農山村部 / 高齢化 / サポート体制 / 保健医療福祉連携
Research Abstract

1.福島県下の老年人口25%以上の町村は35町村であった。高齢化率25〜30%未満の町村は24(68.6%)、30〜40%未満の町村は9(25.7%)、40%をこえる町村が2(5.7%)となっている。各町村の保健医療福祉体制として、保健センター、病院、一般診療所、老人保健施設、訪問看護ステーション及び特別養護老人ホームや在宅介護支援センター等の福祉施設の数と各施設に従事する看護職者数を明らかにした。35町村の看護職者総数は、1688名であり、福島県内の8.6%である。
2.聞き取り調査による高齢化率約34%の町(人口約1万人)の現況は、次の通りである。
1)看護職が提供している主なサービスの内容として、(1)在宅健康管理システムによる住民の健康管理(2)食生活改善推進員の育成し、栄養士や食生活改善推進員と共に食生活改善の啓蒙普及活動(3)雪深い地域のため、高齢者の冬期閉じこもりに実施できる運動の健康教育等である。
2)直面している困難としては、種々のサービスを展開していく上で必要となってくる各職種、各部署との連携についてが多かった。そのほとんどが、それぞれの部署の役割機能を明確にした上での本来の「連携」ということが理解されていないために生じてくる問題であった。
3)必要としているサポートとして、随時生じてくる問題の相談助言をはじめとして、健康教育など事業の評価で指導助言が求められた。
3.聞き取り調査をもとに質問紙を作成し、研究対象となる町村の保健センターなどで働く看護職に発送する予定である。

URL: 

Published: 2001-10-23   Modified: 2016-04-21  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi