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1999 Fiscal Year Annual Research Report

合宿トレーニングがナチュラルキラー細胞活性に及ぼす影響

Research Project

Project/Area Number 11680058
Research InstitutionMeiji University

Principal Investigator

鈴井 正敏  明治大学, 経営学部, 教授 (10187693)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 川合 武司  順天堂大学, スポーツ健康科学部, 教授 (70053098)
Keywordsナチュラルキラー細胞 / トレーニング / 接着分子 / アドレナリン / ノルアドレナリン / コーチゾル
Research Abstract

【目的】一過性の運動後にみられるナチュラルキラー(NK)細胞機能の低下は数時間から一週間程度継続する。今回は強い運動が数日間反復して繰り返される設定(合宿トレーニング)に対するNK細胞機能について,細胞障害活性,末梢血細胞濃度,細胞膜状の接着分子の発現状態,およびカテコールアミン,コーチゾル,クレアチニンリン酸キナーゼ(CPK)の動態を明らかにすることを目的とした。【方法】被験者は大学女子バレーボール部に所属する8名(20.1±1.2歳)とした。合宿トレーニングは秋期リーグ戦前1ヶ月間とした。採血は合宿前,合宿中,合宿終了日,合宿終了10日後の4回とし,採血の時刻は全て午前8時から9時の間に安静を保持させて行った。測定項目はNK細胞活性(ユーロピウム法),アドレナリン,ノルアドレナリン(以上HPLC法),コーチゾル(RIA法)CPK(UV法),NK細胞数,NK細胞上のLFA1α,LFA1β,CD44,LECAMの発現(以上モノクローク抗体染色によるFACS法),ヘモグロビン,ヘマトクリット,白血球像(以上自動分析法)とした。【結果】NK細胞活性は合宿中に低下し,終了日には最低値を示した。NK細胞濃度は合宿中に増加する傾向を示した。細胞当たりの傷害活性は合宿終了日には低下した。NK細胞上のCD44,LECAMは合宿中に増加する傾向を示した。LFA1αとLFA1βは合宿終了日から10日後にかけて低下する傾向を示した。白血球総数とリンパ球濃度は合宿による変化は見られなかった。アドレナリン,ノルアドレナリン,コーチゾルも変化しなかった。CPKは合宿中に増加する傾向を示した。今後は統計処理を加え,さらに結果を検討していく予定である。

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Published: 2001-10-23   Modified: 2016-04-21  

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