Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
細川 尋史 横浜国立大学, 教育人間科学部, 助教授 (30231575)
池田 敏和 横浜国立大学, 教育人間科学部, 助教授 (70212777)
石田 淳一 横浜国立大学, 教育人間科学部, 助教授 (70144186)
富竹 徹 島根大学, 教育学部, 助教授 (00155566)
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Research Abstract |
3ヶ年研究の2年度ということで,当初4回の会合を計画し,その通り,次のような日程で,土・日にもかかわらず多数の分担者・協力者の出席をえて,研究課題に対して,有意義に討議することができた。 (1)2000年6月4日(日),24名出席 (2)2000年9月23日(土),24日(日),30名出席 (3)2000年12月16日(土),17日(日),28名出席 (4)2001年2月3日(土),4日(日),23名出席 具体的な実践事例として,1回めは10件,2回めは12件,3回めは11件,4回めは9件の提案があった。いずれも研究課題である「作業的・体験的活動を重視した指導」について,手を動かし,その背景には「脳」をつかうということがあり,このことが算数・数学を楽しいものにするであろうということが確認された。小学校にあっては,低・中・高学半において,「活動」という点で何らかの相違があるだろうことは認められるが,それを明確にして指導への示唆を得ることが大事なことである。高等学校の統計の援来で,作業・体験を通して,コンピュータの活用も考えながら授業を行うと効果があることが報告された。 代表者は,外国出張で米国の最先端のグラフ電卓を使用した授業を多数参観した。この様子を3回めの会合で報告し,協力者に対して考える種を提供することができた。 最終年度は,上記「楽しい」について,実証できることを念頭に研究を遂行中である。
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