1999 Fiscal Year Annual Research Report
集団における相互作用関係の解明と学級経営法について-学級崩壊の予防と対策-
Project/Area Number |
11680305
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Research Institution | Osaka Prefectural Education Center |
Principal Investigator |
和田 武 大阪府教育センター, 教育企画部・教育振興室, 研究員兼指導主事 (60300985)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
武田 一仁 大阪府教育センター, 教育企画部・教育振興室, 研究員兼指導主事 (30300982)
平良 伸哉 大阪府教育センター, 教育企画部・教育振興室, 研究員兼指導主事 (10311458)
杉山 友重 大阪府教育センター, 教育企画部・教育振興室, 研究員兼指導主事 (40235908)
柚木 朋也 大阪府教育センター, 科学教育部・理科第一室, 研究員兼指導主事 (00311457)
伊藤 精幸 大阪府教育センター, 教育企画部・教育振興室, 研究員兼指導主事 (90311456)
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Keywords | 学級崩壊 / 学級経営 / 学級の状況 / 児童の意識調査 / 教員の意識調査 / 保護者の意識調査 |
Research Abstract |
学級における児童・教員・保護者の相互の意識を探るためアンケート調査を実施した。 1 アンケート調査 (1)調査の時期 平成11年11月中旬〜12月中旬 (2)調査対象者 大阪府内7地域の41校の小学校、第5学年106学級の児童・教員・保護者 (3)回収数 (1)児童 3231名(回収率97.6%) (2)教員 848名(回収率85.7%) (3)保護者 3034名(回収率91.6%) (4)分析の方法 (1)アンケート項目ごとの集計により三者の間の意識を調べる (2)項目間の相関係数を調べ、各項目間の隠れた関係を見いだす (3)多変量解析の手法を用いる 2 分析内容(一部抜粋) (1)三者の意識の比較から見えたもの ・保護者は、担任が思っているほど教育方針や指導法を理解していない。等 (2)クロス集計と相関係数から見えたもの ・気持ちのわかってくれる友だちが多いほど、学校が楽しいと意識していることがわかった。等 (3)学級状況の2次元散布図から見えたもの ・学級の今ある姿を平面上に図示することで、現在の学級の状況についてを把握することができた。 ○以上の内容について、全国教育研究所連盟第16期共同研究和歌山大会にて発表した。
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