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1999 Fiscal Year Annual Research Report

情報化社会における統計教育に関する国際比較分析・研究

Research Project

Project/Area Number 11680326
Research InstitutionSurugadai University

Principal Investigator

三浦 由己  駿河台大学, 経済学部, 教授 (30229645)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 村上 征勝  文部省統計数理研究所, 領域統計系, 教授 (00000216)
澤田 利夫  東京理科大学, 理学部, 教授 (40000062)
新家 健精  福島大学, 経済学部, 教授 (70007392)
村上 正康  千葉大学, 名誉教授
Keywords統計教育 / 情報化社会 / 国際比較 / カリキュラム
Research Abstract

情報・通信技術の急速な進歩による情報化の進展に伴い,統計教育に対する社会の要求は変化,拡大してきている。今後も進展する情報化社会において,データを正しく読み,正しく使う能力と,統計的な考え方は,市民にとってますます必要となってくる。統計学の応用分野の拡大により,多くの専門分野においても,統計の知識および応用能力が必要になってきている。
一方,わが国の教育の現状を見ると,中学・高校での統計教育は弱体で,コンピュータ教育との連携も不明確である。2002年度から施行される学習指導要領の改正により,統計教育はさらに弱体化されることになる。大学教育においても,多くの大学において,カリキュラムの見直しの結果,基礎教育としての統計教育の弱体化がみられる。このようなわが国の統計教育の現状は,情報化社会の要請や,他の学問分野での要求に逆行するもので,先進諸国の実情とも異なっている。
そこで,本研究は,主要国の統計教育の現状と新しい動きについて調査,比較研究するものである。
平成11年度においては,アメリカ,イギリスを中心に,教科書,統計教育関係の文献を収集して,中等教育レベルにおける統計教育の内容,使用する教材器具,使われている統計の事例などについて分析した。また,統計教育の標準カリキュラムの内容,イギリスにおける統計の資格認定についても調査,分析を行った。
学会発表:国際統計協会第52回大会(1999-8)(三浦),日本計算機統計学会第13回大会(1999-10)(村上),総合学習学会第1回大会(1999-11)(村上),シンポジウム「21世紀へ向けての統計教育」(1999-12)(新家,村上)

  • Research Products

    (2 results)

All Other

All Publications (2 results)

  • [Publications] Yuki Miura: "New development of statistical education in the secondary-level education in Japan"Bulletin of the International Statistical Institute. LVIII,Book2. 309-310 (1999)

  • [Publications] 三浦 由己: "統計の役割-新しい世紀に向けて"日本統計学会誌. 29巻3号. 233-236 (1999)

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Published: 2001-10-23   Modified: 2016-04-21  

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