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1999 Fiscal Year Annual Research Report

順序情報と情報量基準についての研究

Research Project

Project/Area Number 11680331
Research InstitutionSeinan Gakuin University

Principal Investigator

安楽 和夫  西南学院大学, 文学部, 教授 (90184332)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 菊池 泰樹  長崎大学, 医療技術短期大学部, 助教授 (10124140)
野間口 謙太郎  高知大学, 理学部, 教授 (60124806)
小島 平夫  西南学院大学, 商学部, 教授 (80170249)
Keywords情報量基準 / 順序制約 / 変化点 / ブートストラップ法 / AIC / MDL / BIC
Research Abstract

いくつかの母集団が共通の分布構造を持ち、これらの分布の特定の母数の間に単調な増加傾向があるなどの順序情報が利用できるような場合に、このような順序情報を反映した情報量規準に関する理論的ならびに実証的研究が本研究の目的である.
研究代表者の安楽は,赤池の情報量基準AICの考え方に基づいて,単順序制約下での選択基準ORICを提案し、従来の多重比較検定法や菊池らの、AICに基づく方法との比較評価を行い、その有効性を示してきた.これに関連して、ORICを精密化したもの、あるいは数値評価に際して知りうる真のバイアス項を評価した場合などについて,上述のAICによる方法やORICなどとの比較評価を行った(九州大学経済学会経済学研究1999).またこれらの結果を99年の日本統計学会(99年7月,岡山理科大学)で発表した。さらに、バイアス項をブートストラップ法により推定した方法を取り入れたものについても比較評価を行った。またこれらの結果をInternational Society for Clinical Biostatistics99年年会のサテライトワークショップ(99年9月,ハイデルベルグ大学(ドイツ))あるいは、科学研究費研究会「多変量解析〜線形から非線形へ〜」(99年12月,広島大学)などで発表してきた.
共同研究者の小島、野間口、菊池らとは数回にわたる研究会の他、頻繁に研究連絡を行ってきた.特に、情報理論の符号化理論の方から提唱されているMDLな規準などに関連して、情報理論の基礎的な点からのレビューを行い、MDL基準や SchwarzのBIC規準などと、AIC法からの方法との違いや、その妥当性について研究を継続してきている.また同時に派生した、経済データの変化点等に関する新たな研究課題についての研究も開始した。

  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Publications (1 results)

  • [Publications] 安楽 和夫: "順序制約の下での情報量基準とペナルティー項について"九州大学経済学会 経済学研究. 66・1. 37-50 (1999)

URL: 

Published: 2001-10-23   Modified: 2021-08-23  

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