2000 Fiscal Year Annual Research Report
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11680348
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| Research Institution | Tokyo Institute of Technology |
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Principal Investigator |
黒澤 馨 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 教授 (60153409)
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| Keywords | 情報セキュリティ / 暗号 / 放送型暗号系 / 追跡可能暗号系 |
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| Research Abstract |
ペイテレビ等においてセンタは、N人の契約者の内、受信料未納のc人の契約者には見えない様に、コンテンツを暗号化して放送したい。この様に、N人中c人以下のユーザを排除できる放送型暗号系を、(c,N)閾値排除可能暗号系と呼ぶ。最近、筆者ら、及びKumar等は、cover free familyという組合せデザインを使うことにより、(c,N)閾値排除可能暗号系が得られることを独立に示した。Kumarらは、また、代数幾何符号を使ったoverhead=O(c^2)となるcover free familyの構成法を示した。ただし、overhead=暗号文の長さ/平文の長さ。
本研究では、まず、almost strongly universal hash関数を利用したoverhead=O(c^2)となる(c,N)閾値排除可能暗号系の構成法を示した。本構成法は、代数幾何符号を使った構成法に比べ、はるかに簡明で、単純である。次に、本構成法により得られる(c,N)閾値排除可能暗号系は、追跡可能暗号系としても優れていることを示した。
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