1999 Fiscal Year Annual Research Report
組込み用プロセッサ向けメモリアクセス機構の高機能化に関する研究
Project/Area Number |
11680356
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
尾上 孝雄 京都大学, 情報学研究科, 助教授 (60252590)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
藤田 玄 大阪大学, 先導的研究オープンセンター, 助手 (30304025)
正城 敏博 大阪大学, 工学研究科, 助手 (30294036)
泉 知論 京都大学, 情報学研究科, 助手 (30303887)
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Keywords | プロセッサ / 組込み / インタフェース / メモリ / マルチメディア / 画像処理 |
Research Abstract |
本年度は以下の項目について研究を行った. 1.メモリアクセス機構の詳細解析 SH-RISCプロセッサ上で,H.263画像・音声処理を行なう際に,メモリアクセスがどのように行われているか,またメモリから読み出したデータに対しどのような処理を施しているかについて詳細に解析し,本研究で実装するモジュールの基本構成に対する指針について検討した. 2.画像処理演算機能の提案 処理量が極めて大きい,動き検出の過程を実行するためのSIMD(Single Instruction Multiple Data)演算20種48命令を提案し,動き検出に適用した場合の効果を測定した. 3.メモリインタフェースバッファの検討 Virtual Channel SDRAMのレジスタバッファを有効利用するメモリインタフェースバッファを提案し,上記画像処理演算機能の遅延を隠蔽することが可能となる.この機構を検討した. 4.多機能化メモリアクセスモジュールのVLSIアーキテクチャ インタフェースバッファレジスタとSIMD演算器を用いた多機能化メモリアクセスモジュールのVLSIアーキテクチャを提案した.
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Research Products
(3 results)
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[Publications] G.Fujita,T.Onoye et al.: "Low-Power Architecture of H.324 Codec Dedicated to Mobile Computing"Proc.EUROMEDIA. 1. 145-149 (1999)
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[Publications] B.Y.Song,T.Onoye et al.: "Low-Power Scheme of NMOS 4-Phase Dynamic Logic"IEICE Trans.Electron.. E82-C. 1772-1776 (1999)
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[Publications] M.Hatanaka,T.Masaki et al.: "VLSI Architecture of Switching Control for AAL type2 Switch"IEICE Trans.Fundamentals. E83-A. (2000)