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1999 Fiscal Year Annual Research Report

自然造形物の曲線・曲面構造の分析とそれに基づく形状をモデリングに関する研究

Research Project

Project/Area Number 11680390
Research InstitutionWakayama University

Principal Investigator

吉本 富士市  和歌山大学, システム工学部, 教授 (60043410)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 森山 真光  和歌山大学, システム工学部, 講師 (00283953)
原田 利宣  和歌山大学, システム工学部, 助教授 (80294304)
Keywords曲線・曲面の構造 / 曲線の印象 / 形状要素 / セグメンテーション / 3次元モデリング / 自然造形物
Research Abstract

1.GAを用いた曲線・曲面の最適セグメーションの研究
平面曲線の形状要素の抽出に適した,データあてはめの方法を研究した.特に,複雑な形状についてセグメンテーションとスムージングを同時に行う手法を開発した。またこの手法を,グラフィックデザイナー作品解析に用いて,デザイナーの意図(特徴)を抽出する研究を行った.
2.自然造形物の曲線・曲面構造の分析に関する研究
リバースエンジニアリング技術において曲線・曲面を創成するためには,まずその曲線・曲面構造を表す"多面体"が必要であることが明らかとなり,本年度はこの研究に取り組んだ.その研究成果の一部は論文として既にまとめあがり,現在デザイン学会に投稿中である.また曲線の印象などを分析する手法として多変量解析などがある.これらの手法をまとめ,解析プログラムを独自にカスタマイズする必要もあり,「コンセプトデザイニング」を執筆するとともに,それに付属する解析ソフトも作成した.これは今後,曲線の印象の分析などに用いる予定である.
3.非接触計測機を用いた3次元計上計測と,それに基づく3次元形状モデリングに関する研究
自然造形物の形状要素を抽出するために,ヒトや動物の形状計測を行った.入力装置として光学式の非接触形状計測装置を用い,形状とテクスチャを同時に計測した.特に和歌山大学に保存されている日本狼の剥製は世界で5体しか現存しておらず,非常に貴重である.それを3次元ディジタルデータとして保存し,インターネットで公開する電子仮想博物館を構築した.

URL: 

Published: 2001-10-23   Modified: 2016-04-21  

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