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1999 Fiscal Year Annual Research Report

コンピュータ画像診断支援システムの診断精度に与える影響に関する研究

Research Project

Project/Area Number 11680414
Research InstitutionNagoya University

Principal Investigator

池田 充  名古屋大学, 医学部, 助教授 (50184437)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 石垣 武男  名古屋大学, 医学部, 教授 (60094356)
山内 一信  名古屋大学, 医学部, 教授 (90126912)
Keywordsコンピュータ診断支援 / ROC解析 / 資料再標本化法
Research Abstract

画像診断の中の存在診断に関して、診断精度の向上をもたらすCADはどのような性質を持つべきかについて、以下のことについて検討した。
1.読影実験のための準備として、実際の胸部単純X線写真に擬似結節を埋め込むことについての検討を行った。元画像として、30歳代のある成人男子の胸部X線写真をはじめとする、画像データベースに蓄積してあるいくつかの画像を選択した。埋め込み用の擬似結節画像について検討するために、CT画像に結節を埋め込んでその検出能に関する予備的な実験をおこなった。これらの検討結果から、埋め込む擬似結節は最終的に5種類の円形画像とすることにした。これらの擬似結節画像を元となるX線画像にデジタル画像上で加算することによって擬似結節の植え込みを行うツールの開発を行った。この開発したツールを用いて、擬似結節を埋め込んだ胸部X線画像の作成を行った。これらの擬似結節の植え込み画像の適否について、胸部専門の放射線科医師による検討を行い適切な植え込み画像になるような経験則を得た。一方、CADの診断結果の擬似出力としては、円形のマークを元となるX線画像にデジタル画像上で加算して表示することとし、それを作成するツールの開発を行った。さらに、作成した擬似結節画像とCADの診断結果の擬似出力を読影用のワークステーション上に表示するためのツールの開発を行った。現在、これらのツールを使用して、読影実験による評価を進めている。
2.読影実験の実験結果についてのデータ処理においては、複数の系間での診断能の比較におけるROC解析結果についての統計解析方法が必要となる。現在、このための最も現実的な方法は資料再標本化法を応用したものであるが、その理論的背景についてはまだ確立してないが、その理論的な検討を合わせて行った。

  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Publications (1 results)

  • [Publications] Shigeki Itoh: "Minimum tube current required for helical CT in lung cancer screening"Radiology. (accepted for publication).

URL: 

Published: 2001-10-23   Modified: 2016-04-21  

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