2000 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
11691028
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Research Institution | Kyoritsu Women's University |
Principal Investigator |
谷一 尚 共立女子大学, 国際文化学部, 助教授 (20236681)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
早乙女 雅博 東京大学, 大学院・人文社会系研究科, 助教授 (80150035)
大貫 静夫 東京大学, 大学院・人文社会系研究科, 助教授 (70169184)
菅谷 文則 滋賀県立大学, 人間文化学部, 教授 (10275175)
日高 薫 国立歴史民俗博物館, 情報資料研究部, 助手 (80230944)
濱崎 一志 滋賀県立大学, 人間文化学部, 助教授 (00135534)
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Keywords | 中国寧夏固原県 / 原州聯合考古隊 / 西郊郷和平村北原 / 後漢磚室墓遺物整理 / 素材成分分析 / 鉛同位体比測定 / 北周・田弘墓報告書 / 唐・史道洛墓報告書 |
Research Abstract |
2000年7月〜8月、本補助金により、引き続き中国寧夏回族自治区固原県において日中合同の「原州聯合考古隊」を組織し、95年発掘の唐・史道洛墓、96年発掘の北周・田弘墓、99年発掘の西郊郷和平村北原の後漢・磚室墓出土遺物の整理を行った。 これと併行して、99年2月に該当年度の「研究成果公開促進費」の援助により報告書を公刊した唐・史道洛墓出土遺物の寧夏固原博物館への移管、2000年2月にやはり「研究成果公開促進費」の援助により報告書を公刊した北周・田弘墓出土遺物の寧夏固原博物館への移管等も行った。 また出土遺物のうち、整理の完了したガラスなどのうちの一部を中国側の許可を得て我国に持ち帰り、成分分析や鉛同位体比測定を行っており、いずれ原料に用いられた鉛の産地やガラス素材の製作地などを推定する手がかりが得られる可能性が大きい。
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Research Products
(15 results)
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[Publications] 谷一尚: "寧夏・賀蘭山岩刻画と中央アジア"民族藝術. 12. 37-49 (1996)
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[Publications] 谷一尚: "中国出土の正倉院型切子ガラス碗"古代文化. 48-8. 25-28 (1996)
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[Publications] 谷一尚: "突起ガラス括碗の出自と東方伝播"友部直先生古稀記念論叢. 49-60 (1997)
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[Publications] 谷一尚: "原州遺跡出土の東ローマ金貨"共立国際文化. 12. 1-11 (1997)
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[Publications] 谷一尚: "中国・北周と唐の壁画墓"季刊考古学. 61. 29-32 (1997)
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[Publications] 谷一尚: "中国出土のビザンツ金貨"オリエント. 40-2. 124-137 (1998)
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[Publications] 谷一尚: "中国寧夏固原出土のガラス六曲坏"古代文化. 51-8. 25-28 (1999)
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[Publications] 谷一尚,工藤吉郎: "世界のとんぼ玉"里文出版. 123 (1997)
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[Publications] 谷一尚: "古代ガラス"京都書院. 255 (1998)
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[Publications] 谷一尚: "ガラスの考古学"同成社. 203 (1999)
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[Publications] 谷一尚,米田雄介,長澤和俊: "正倉院への道"雄山閣. 163 (1999)
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[Publications] 谷一尚,三宅久雄,西川明彦: "皇室の名宝02正倉院中倉"朝日新聞社. 72 (1999)
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[Publications] 谷一尚,雷潤澤,羅豊,衛忠: "原州古墓集成"文物出版社. 202 (1999)
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[Publications] 谷一尚,菅谷文則,羅豊,衛忠: "唐史道洛墓-原州聯合考古隊発掘調査報告1-"勉誠出版. 336 (1999)
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[Publications] 谷一尚,菅谷文則,羅豊,衛忠: "北周田弘墓-原州聯合考古隊発掘調査報告2-"勉誠出版. 392 (2000)