2000 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
11694002
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
鈴木 薫 東京大学, 東洋文化研究所, 教授 (50162962)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
三谷 博 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (50114666)
川勝 平太 国際日本文化研究センター, 教授 (70097252)
笠谷 和比古 国際日本文化研究センター, 教授 (90124198)
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Keywords | トルコ / 近代化 / 比較 / 日土比較近代化 |
Research Abstract |
平成11年度に東京及び京都で日本側分担者とトルコ側協力者がワークショップを開き、相互に問題提起を行い、今後の比較研究の論点を明らかとした。平成12年度には、日本側及びトルコ側の研究者が、前年度のワークショップをふまえ、その成果に基き各々、研究検討を進め、日本側内、トルコ側内で各々研究者間で意見交換を行った。この作業をふまえ、平成12年10月2日から10月3日にかけて、今回はトルコ国イスタンブル所在のトルコ国立ボアジチ大学において、日本側から鈴木、笠谷、三谷の三分担者、トルコ側からボアジチ大学のセルジューク・エセンベル,ザーフェル・トプラク,ビンナズ・トプラク,セリム・デリンゲルの4教授が研究協力者として加わり、全参加者が英語による報告を行い討論のなかで、日本とトルコの近代化及びその諸前提についての類似点と相異点についてより論点を整理し、さらに日土比較を土台にしてより普遍的な異文化社会の比較分析の枠組についても討論をかさねた。このワークショップでの報告及び討論の内容については、エセンベル教授が英文で要約を作製し、後に、全参加者に、今後の研究推進のための資料として配布した。ワークショップ後は、トルコ側、日本側がそれぞれの側で相互に接触をもちつつ、研究を深めるため努力してきた。さらに平成13年1月より2月にかけエセンベル教授が来日し、自らの日本近代化研究にあたるとともに日本側分担者ともワークショップの成果をふまえ討論を行い次年度にむけ論点をつめる作業を行った。平成13年度には、以上の作業をふまえ、東京及び京都でワークショップを開き、成果のとりまとめをめざす予定である。
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[Publications] 鈴木薫: "オスマン帝国の解体"筑摩書房. (2000)
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[Publications] 鈴木薫: "トルコ読本"河出書房新社. (2000)
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[Publications] 笠谷和比古: "関ヶ谷合戦と近世の国制"思文閣. 257 (2000)
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[Publications] 笠谷和比古: "江戸御留守居"吉川弘文館. (2000)
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[Publications] 笠谷和比古: "関ヶ原合戦四百年の謎"219
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[Publications] 三谷博: "19世紀日本の歴史"放送大学教育振興会. 195 (2000)