1999 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
11694064
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Research Institution | Tokyo Institute of Technology |
Principal Investigator |
小川 雅生 東京工業大学, 原子炉工学研究所, 教授 (60016863)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
長谷川 純 東京工業大学, 原子炉工学研究所, 助手 (90302984)
小栗 慶之 東京工業大学, 原子炉工学研究所, 助教授 (90160829)
堀岡 一彦 東京工業大学, 大学院・総合理工学研究科, 教授 (10126328)
宮本 修治 姫路工業大学, 高度産業科学研究所, 助教授 (90135757)
中島 充夫 東京工業大学, 大学院・総合理工学研究科, 助手 (30198098)
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Keywords | 重イオン / プラズマ / エネルギー損失 / ストッピングパワー / レーザイオン源 / Zピンチ / 核融合 |
Research Abstract |
放射線医学総合研究所(HIMAC)においてZピンチHeプラズマ中でのFeビーム(6MeV/u)のエネルギー損失を測定した。入射重イオンの荷電状態をパラメーターとした世界最初の実験データにより平行電荷の効果を調べることができた。 窓なしで自立型の、大きさが6mm×6mm×5mmの固体水素標的の開発に成功した。この開発にはドイツからNeuner氏が7月に来日し、冷却系の改良を共同で行った。 7月および9月に欧州で開催される国際会議に合計4名が参加し、重イオン・プラズマの相互作用に関する研究発表を行った。小川は2月にHirschegg国際研究会に参加し、レーザイオン源の計測について報告した。さらに、3月10日から米国で開催される日米ワークショップおよび重イオン核融合国際会議に学生を含めて7名が参加し、相互作用実験およびレーザイオン源開発について報告する。 欧州および米国の会議では共同研究者も現地から参加し、研究情報の交換を行っている。
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Research Products
(5 results)
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[Publications] 小川雅生 ほか2名: "重イオンビームドライバー"J.Plasma and Fusion Research. 75. 121-125 (1999)
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[Publications] A.Sakumi ほか5名: "Stopping Power Measurement of 225 keV/u Oxygen tons in Laser-Produced LiH Plasma"J.Nuclear Science and Technology. 36. 326-331 (1999)
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[Publications] U.Neuner ほか6名: "Performance of a Carbon plasma stripper for intense beams"Fusion Engineering and Design. 44. 285-286 (1999)
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[Publications] M.Yoshida ほか7名: "Development of a high-current laser ion Source for induction accelerators"Review of Scientific Instruments. 71. (2000)
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[Publications] M.Ogawa ほか9名: "Laser Heated dE/dx Experiments in Japan"Nuclear Instruments and Methods. (2000)