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2000 Fiscal Year Annual Research Report

防災計画及び防災計画支援システムに関する日中共同研究

Research Project

Project/Area Number 11694132
Research InstitutionThe University of Tokyo

Principal Investigator

小出 治  東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (30134456)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 丸茂 亜矢  東京大学, 大学院・工学系研究科, 助手 (30323520)
城所 哲夫  東京大学, 大学院・工学系研究科, 助教授 (00282674)
加藤 孝明  東京大学, 大学院・工学系研究科, 助手 (30251375)
Keywords防災計画 / 計画支援 / 日中共同研究 / 地理情報システム
Research Abstract

今年度は,研究パートナーである天津市地震局の研究員4名を日本に招聘し,研究ワークショップを行った.ワークショップに先立ち,日本の地震防災システムの最新事例,及び,国際貢献型の地震防災システムの事例を視察し,開発担当者及び運用担当者と意見交換を行い,現状の課題について認識を深めた.なお,訪問先は,東京ガス,東京都,横浜市,川崎市,アジア防災センター,国連地域開発センター.
ワークショップのディスカッションでは,日本側からは自治体向けに開発を行っている防災計画支援システム,防災まちづくり計画に関してプレゼンテーションを行った.中国側からは,天津市で開発を行っている地震被害推定システム,地震防災首都圏計画に関する講演が行われた.視察結果もふまえ両国の現状の課題を共有し議論を行った.議論の結果,双方で開発中の防災計画支援システムの今後の方向性が明確になった.双方の置かれた社会経済状況が異なるものの,相互の状況の違いをふまえた上での議論は有益であった.来年度は,今年度の成果をふまえて,再度研究ワークショップを行い,双方で開発した防災計画支援システムを相互に評価し,議論の結果をとりまとめる予定である.
これまで細胞生物学の分野のFunctional genomicsは、酵母でしかできなかった。DT40細胞は、以下に我々の業績を述べながら説明するように、酵母に匹敵するFunctional genomicsを動物細胞でも行うことが可能になった先駆けと位置ずけることのできる実験系である。我々は、DNA修復/チェックポイントシステムの変異細胞をDT40から作成し、その表現型を解析してきた。
我々の研究成果を以下に列挙する。
1)相同DNA組み換えが放射線照射によってゲノムに誘導された損傷を修復するのに重要な働きをすることを解明した(論文リスト:5)。
2)相同DNA組み換えが減数分裂の時だけでなく体細胞分裂の各サイクル毎にDNA修復のために必須の働きをすることを証明した(論文リスト:3,4,6)。
3)我々はDNA損傷によって活性化されるチェックポイント機構が、従来から解明されてきたように細胞分裂周期を一時停止するだけでなく、相同DNA組み換えによるDNA修復をアップレギレートすることを見い出した(論文リスト2)。
4)Rad51は、大腸菌RecA分子と構造的な相同性を持つ相同DNA組み換えにおいて中心的役割をもつ分子である。そして、動物細胞は、Rad51と構造的に似た分子を5種類(Rad51B/Rad51C/Rad51D/XRCC2/XRCC3)さらに持っている。我々は、これらの分子の各シングルミュータトを作成、解析することによって、これら5種類の分子はコンプレックスを作ってRad51を補助することを証明した(論文リスト:1)。
これらの研究成果は、単に新規にクローニングされた遺伝子を世界に先駆けてノックアウトしただけでなく、その表現型を注意深く、既存/新規の方法をトライしながら解析した結果、世界的に認められたものである。

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Published: 2002-04-03   Modified: 2016-04-21  

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