2000 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
11694142
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Research Institution | Shinshu University |
Principal Investigator |
高須 芳雄 信州大学, 繊維学部, 教授 (50035078)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
杉本 渉 信州大学, 繊維学部, 助手 (20313843)
村上 泰 信州大学, 繊維学部, 助教授 (90219907)
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Keywords | 酸化バナジウム / 酸化ルテニウム / 電気化学キャパシタ / スーパーキャパシタ / 擬似二重層容量 / 酸化モリブデン / 触媒電極 / カーボンブラック |
Research Abstract |
本「国際共同研究」では標記課題(具体的には、金属酸化物電極触媒、電気化学キャパシタ)について討論するとともに、共同研究を企画推進している。本年度の実績日程を下記に記す。 1.9月3〜8日に、第51回ISE(電気化学国際会議;Warsaw,Poland)にて高須が講演した。また、Trasatti教授、Comninellis教授と酸化物電極について討論した。 2.9月16〜24日にTrasatti教授、Comninellis教授、Battisti教授が来日し、"New Trends in Electrode Materials"と題したワークショップを開催した。ワークショップでは来日3教授に加えて、村上、東原教授(信州大学)、逢坂教授(早稲田大学)も講演し、活発に討論した。 3.9月4〜14日に村上がAnderson教授の研究室(Wisconsin大学、米国)を訪問し、酸化物電極、特に超微粒子酸化物の評価法について実験し、討論した。 4.10月2日〜11月1日に杉本がAnderson教授の研究室(Wisconsin大学、米国)を訪問し、酸化物電極の調製法や表面構造解析について実験し、討論した。この期間中、10月10〜11日にMinnesota大学Ishikawa博士(山口大学助教授)、Minnesota大学Smyrl教授を訪問、酸化物電極について意見交換した他、10月23〜27日に第198回ECS(米国電気化学会;Phoenix.Arizona)に参加した。
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Research Products
(4 results)
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[Publications] Y.Takasu et al.: "Design of Oxide Electrodes with Large Surface Area"Electrochimica Acta. 45. 4135-4141 (2000)
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[Publications] 杉本渉 ら: "金属酸化物を用いた大容量電気化学キャパシタ"表面. 38. 452-459 (2000)
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[Publications] 杉本渉 ら: "貴金属酸化物電極の新展開(北海道大学図書刊行会、全350頁)"電極触媒の新展開(高須芳雄,荒又明子,堀善夫 編著). 143-159 (2001)
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[Publications] Y.Takasu et al.: "Effects of the addition of Calcium on the Pseudocapacitance of Ruthenium Oxide Electrodes"Electrochemistry. (掲載決定).