2001 Fiscal Year Annual Research Report
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11695010
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Research Institution | Kumamoto University |
Principal Investigator |
里見 繁美 熊本大学, 文学部, 助教授 (90170802)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
アラン ローゼン 熊本大学, 教育学部, 外国人教師
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Keywords | 四技能 / CALL / インタラクティヴ / コミュニケーション |
Research Abstract |
本年度は、本科学研究費の最終年度ということもあり、「大学における外国語教育技術の開発」に関して、これまで蓄積してきた情報や資料に更に厚みを増し強化すべく、これまで調査した外国の大学以外の大学に関して、可能な限り調査し、外国語教授のノウハウを収集し、分析に入った。 ローゼンは、昨年、一昨年と調査した米国モンタナ大学における外国語教授に関する知識と実体を踏まえて、今年度は、やはり外国語教育に関してはすばらしい実績を有する米国ペンシルベニア大学の外国語教授法を調査し、当大学のスタッフとも接触して、新たな外国語教授法のノウハウを獲得し、これまで得ていたものと今回得たものとを比較し、よりよい教授法を考え出した。その成果は研究成果報告書にて発表される。 また里見は、やはり過去に行った米国モンタナ大学における外国語教授法に関する調査から得た知識とデータを元に、それが大学における外国語教育の普遍的な手法であるか否かを知るべく、今回は、やはり外国語教育に関してはすばらしい成果を上げている英国バーミンガム大学外国語センターを訪れ、この大学における外国語教授に関するノウハウを入手し比較検討するとともに、また当大学のすばらしいスタッフから懇切丁寧な外国語教育に関する説明を受けた。 更に、海外共同研究者のマーガレット・ラミー氏からは、大学における外国語教育に関する教授法に関して、詳細でかつ極めて具体的な資料を提供していただいた。
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[Publications] 里見 繁美: "外国語習得のあり方"科研研究成果報告書. 15-17 (2002)
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[Publications] アラン・ローゼン: "Improving English Language Teaching in Japan"科研研究成果報告書. 37-58 (2002)
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[Publications] 里見繁美, アラン・ローゼン: "Four Voices From Multi-cultural America"英宝社. 74 (2001)