2000 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
11695050
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Research Institution | Nara Institute of Science and Technology |
Principal Investigator |
新名 惇彦 奈良先端科学技術大学院大学, バイオサイエンス研究科, 教授 (30029235)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
桂樹 徹 奈良先端科学技術大学院大学, バイオサイエンス研究科, 助教授 (80081579)
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Keywords | 国際学術研究(大学間) / 単細胞レベル解析 / 細胞分取 / サイトメトリー顕微鏡 / セルソーター顕微鏡 / フローサイトメトリー / ゲル微小滴法 / 蛍光in situハイブリダイゼイション法 |
Research Abstract |
特定の性質を持つ細胞や、酵素などの細胞機能を検索する多様な技術を開発する。微生物、植物、動物を問わず、細胞機能の基礎研究と応用研究の両面から、実質的に有効な国際学術・研究協力を行う。サイトメトリーについては、本学ではサイトメトリー顕微鏡の利用を、ミネソタ大学側ではセルソーターの利用を分担し、技術研究を進めた。本年は3カ年計画の2年目であり、教員・学生ともに、数名が相互に訪問し、実験室レベルの研究協力とセミナーによる情報交換を行うこととした。また、合同シンポジウムを企画した。 本学の学生は、3名が8月に3週間、ミネソタ大学を訪問した。 本研究グループは準備、打ち合わせ、引率(研究分担者桂樹と本学教員2名)、などの援助を担当した。)研究分担者桂樹はこのように学生と時期を合わせてミネソタ大学を訪問し、2週間、本学教員・学生とともに滞在して研究交換を行った。学生は研究テーマに応じて別々の研究室に配属され、先方の学生に混じって実験とセミナー参加で研究協力の実を上げた。また合同の小セミナーも行われた。 11月にはミネソタ大学から研究分担者の2名を含む5名の教授、3名の学生を講演者に迎え、合同シンポジウムを開催した。本学教員6名、学生6名も講演・発表を行った。招待講演者としてテネシー、大阪、広島の大学から3教授の参加を得た。来日中のミネソタ大学側の研究グループの研究者や国内の大学からも多数の参加があった。日米双方の研究分担者が集まる機会でもあったので、研究協力についても活溌な意見交換が行われ、研究協力の継続が約束された。 合同シンポジウムに参加したミネソタ大学の学生はそのまま本学に滞在し、2週間余り、3研究室に分属して共同研究、研究交換を行った。
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