1999 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
11695054
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Research Institution | Saga University |
Principal Investigator |
西河 貞捷 佐賀大学, 理工学部, 教授 (40039293)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
児玉 浩明 佐賀大学, 理工学部, 助教授 (80205418)
大和 武彦 佐賀大学, 理工学部, 教授 (60136562)
時井 直 佐賀大学, 理工学部, 教授 (40039269)
吉塚 和治 佐賀大学, 理工学部, 助教授 (70191567)
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Keywords | 国際交流 / 機能物質 / 分子認識 / 協同研究 |
Research Abstract |
1.平成11年7月吉塚助教授がUEAを訪問し、セミナーを担当した。また含フッ素界面活性剤の合成に関する研究討論を行ない、Robinson教授との共同研究を芽生えさせた。2.平成11年10月UEAのRobinson,Andrews教授を招聘し、ワークショップを開催した。理工学部長の開会の辞に始まり、大学院生、研究者による分子認識に関する研究発表を行った。発表、質疑応答はすべて英語により行われ、双方の研究機関の研究状況を議論した。このワークショップはマスコミにも取り上げられ大学内外にかなりの反響をよんだ。さらに、プロジェクトの今後の研究計画の詳細について議論した。3.平成11年12月西河、時井教授はUEAを訪問し、セミナーを担当し、UEAの若手の研究者との無機化学、物理化学の研究内容について討論した。UEAの副学長との懇談では、国際交流協定が形だけになっているとの指摘があったが、本交流は研究を主体にしているとの説明を行い、UEAも期待しているとの表明があった。UEAの大学院生が佐賀大学理工学部に短期留学を希望しており、その機会に共同で研究活動を行う計画を立てている。4.平成12年3月花本助教授がUEAを訪問し、Cook教授との有機化学の共同研究の可能性を探った。同時にセミナーを担当し、理工学部での合成化学の状況を説明した。5.平成12年3月、第二回会分子認識に関するワークショップを理工学部て開催した。プロジェクトのメンバーのみではなく、広く本プロジェクトの目的に合致する研究者の参加を得て、生体物質と分子認識についての幅広い討論を行った。6.理工学部の児玉助教授が米国NIHにおいて、分子認識化合物の合成と機能についての共同研究推進のための協議をおこなうために訪問した。また今後大学院生をもふくめた国際交流について検討した。
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Research Products
(6 results)
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[Publications] S.Nishikawa,N.Kuramoto,H.Huang,F.Jordan: "Kineticand Thermodynamic Study of Syn-Anti Glycosyl Isomerization in Agueous Solution of AMP,ADP and ATP"J.Phys: Chem.B. 103・18. 3754-3757 (1999)
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[Publications] H.Huang,S.Nishikawa,S.Dong: "Ultrasonic Relaxation Kineties on Fast Deterun Transfer Reaction"J.Phys: Chem.A. 103・20. 3804-3808 (1999)
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[Publications] H.Huang,S.Nishikawa,S.Dong: "Isotopo Effect in Proton-Transfer and Asociation-Dissociation Reactions by Ultrasonic Relaxation Methods"Bull.Chem.Soc.Jpn.. 72・8. 1741-1747 (1999)
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[Publications] H.Huang,S.Nishikawa,S.Dong: "Kinetic Isotopo Effect of Proton Transfer Reaction for Amines by Ultrasonic Relaxation Methods"J.Phys.Chem.A. 103・44. 8799-8802 (1999)
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[Publications] S.Nishikawa,H.Huang,F.Jordan: "Structural Effect of Nucleotides on Syn-Anti Glycosyl Isomerization Kinetics by Ultrasonic Relaxation Methods"J.Phys.Chem.B. 104・6. 1391-1394 (2000)
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[Publications] S.Nishikawa,T.Ugawa: "Dynamic Interaction between Cydodextrim and Nonelectrolytes in Aqueous Solution by Ultrasonic Relaxation Method"J.Phys.Chem.A. (in press). (2000)