1999 Fiscal Year Annual Research Report
日本人の社会的アイデンティティの構造-国際化社会における教育の視点-
Project/Area Number |
11710163
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Research Institution | National Institute for Educational Policy Research |
Principal Investigator |
岩崎 久美子 国立教育研究所, 企画調整部, 主任研究官 (10259989)
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Keywords | 心理的障壁 / 国際化 / 異文化接触 |
Research Abstract |
次年度実施の調査のため、下記により調査の企画準備をした。 (1)文献収集 ・主として上智大学図書館、筑波大学図書館、及び国会図書館で実施した社会的アイデンティティ(social identity theory, self-categorization theory, group process等)に関する基礎的文献を収集・複写し、テーマごとに整理した。 (2)先行調査の分析 ・調査企画のため、研究代表者がこれまで実施した下記調査の分析を実施し、最終年度提出予定の報告書の一部を執筆した。 (1)「留学生調査」(平成5年10月実施、対象者:東京及び東京近郊、ならびに地方都市の大学に通学する留学生404名) (2)「アメリカに滞在する日本人の環境適応と意識についての調査(在米日本人調査)」(平成9年7月実施、対象者:カリフォルニア在住日本人45名) (3)大学生の国別イメージ調査」(平成9年10-11月実施、対象者:学部学生45名) (4)「フランスに滞在する日本人の環境適応と意識についての調査(在仏日本人調査)」(平成9年12月-平成10年1月、対象者:パリ在住日本人69名) (5)「大学生の外国人との接触に関する意識調査」(I.平成10年12月-平成11年1月、対象者:学部学生353名、II.平成11年11月、対象者:学部学生123名、合計476名) (3)調査実施準備 ・次年度調査を実施する在仏の機関等に連絡をし、一部実施の許諾を得た。また、調査謝礼等について協議した。
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