1999 Fiscal Year Annual Research Report
顕微ラマン分光法を用いた高圧下での鉱物中のプロトンの挙動の研究
Project/Area Number |
11740297
|
Research Institution | Osaka City University |
Principal Investigator |
篠田 圭司 大阪市立大学, 理学部, 講師 (40221296)
|
Keywords | ラマン分光 / ダイヤモンドアンビル / 顕微分光 |
Research Abstract |
顕微ラマン分光器を、ラマン散乱光励起用アルゴンレーザー、ラマン散乱光集光用偏光顕微鏡、分光器(申請)、光検出器フォトンカウンター、L型管(製作)及び制御用パソコンから製作した。偏光顕微鏡は現有の、反射ユニットを有するものを用いた。反射ユニットを通じてレーザを試料部に導入し、レーザ照射により発生するラマン散乱光はL型管により分光器に導いた。分光器で分光された光はフォトンカウンターで検出し、パソコンで制御しラマンスペクトルを得る。ダイヤモンドアンビル中の試料は、集光のためには対物レンズ下で作業距離を必要とするので集光用には長作動レンズを用いた。励起用レーザの集光状態の確認は、レーザ光の直接観察または、ルビー薄片にレーザをあてルビー蛍光を観察することにより確認した。
|