1999 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
11750097
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Research Institution | Kanazawa University |
Principal Investigator |
浅川 直樹 金沢大学, 工学部, 講師 (50231874)
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Keywords | ロボット / CAD / CAM / 面取り / 3K作業 |
Research Abstract |
本研究では,これまで学術的にとらえられることの少なかった面取り作業について,後工程によって要求される形状・用途による面取りの品質のコントロールに必要なパラメータを考え,工作物のCADデータからその品質を実現するための多関節ロボットの動作プログラムを自動生成し,センサで知能化されたロボットによって面取り作業を行うCAMシステムの開発を目的としている.本年度は、その基礎段階として、以下のような成果をあげることができた 1.加工曲線上における工具経路の自動生成 面取り面の特性に応じた工具の位置と姿勢を生成し,工具の移動経路を自動生成するための初期段階として,比較的単純ではあるが,CAD データに基づき,自由曲面を含む面から構成される工作物の稜線に対して工具経路生成を行い,システムの基本的性能を確認することができた. 2.面取り工具の試作 面取り工具は対象工作物によって異なるので,調査の結果に基づいて,現場のニーズに合わせた工具を試作する.本年度は,従来から開発していた回転工具に加え,繰り返し加工を行わなくて済む1枚刃の工具を作成し,実験を行い,その基本的特性を確認した.
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Research Products
(1 results)