1999 Fiscal Year Annual Research Report
ソフトコンピューティング手法による舗装の路面テクスチャの解析
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11750480
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Research Institution | Hokkaido Institute of Technology |
Principal Investigator |
亀山 修一 北海道工業大学, 工学部, 助教授 (30295894)
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Keywords | アスファルト舗装 / DFテスタ / CTM / 摩擦係数 / マクロテクスチャ / 国際摩擦指標(IFI) / MPD / 摩擦係数の速度依存性 |
Research Abstract |
実験室内で作成した様々なアスファルト混合物および実際に供用されている舗装(アスファルト舗装,コンクリート舗装)の摩擦係数をDFテスタによって測定するとともに,Circular Texture Meter(CTM)とサンドパッチにより舗装のきめ深さ(マクロテクスチャ)を測定した.測定されたデータを整理し,アスファルト混合物の種類,配合,摩擦係数,マクロテクスチャに関するデータベースを構築した.また,サンドパッチによって測定された平均テクスチャ深さ(MTD)とCTMによって得られる平均プロファイル深さ(MPD)を比較し,MTDとMPDの回帰式を求めた.この回帰式を用いることにより,CTMとDFテスタの測定値から国際摩擦指標IFIを求めることが可能となる.さらに,DFテスタの測定データから摩擦係数の速度依存性を算出し,MPDから推定される速度ナンバとの関係について解析し.研究成果は土木学会地盤工学研究会舗装工学研究小委員会,舗装工学論文集第4巻に発表した. 札幌市中心部において供用されている様々な材質の歩道(アスファルト,インターロッキングブロック,平板ブロック,自然石,レンガ,タイル)のすべり抵抗をDFテスタSタイプおよび英国式ポータブル・スキッドレジスタンス・テスタ(BPT)によって測定するとともに,同一箇所のきめ深さをCTMによって測定した.測定データ,歩道路面写真をデジタル地図とリンクさせたデータベースを構築した.
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Research Products
(1 results)
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[Publications] 安部裕也,亀山修一,玉井昭典,笠原 篤,斎藤和夫: "Circular Texture Meter (CTM)と DFテスタによる国際摩擦指標(IFI)の算出"土木学会地盤工学委員会舗装工学研究小委員会舗装工学会論文集. 第4巻. 15-22 (1999)