1999 Fiscal Year Annual Research Report
皮膚悪性腫瘍に対する組織特異的プロモーターを用いた遺伝子導入の検討
Project/Area Number |
11770476
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Research Institution | Kitasato University |
Principal Investigator |
太田 幸則 北里大学, 医学部, 講師 (20213746)
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Keywords | 表皮細胞 / 遺伝子導入 |
Research Abstract |
表皮細胞(Keratinocyte)に対する遺伝子導入はアプローチしやすいこともあり数多くの検討がなされている。実際的には細胞増殖も正常の表皮細胞では緩徐なものであることからin vivoのモデルでの導入効率は低い。現在のところ、腫瘍細胞株を用いて、in vitroでの遺伝子導入を主としてliposomeによる方法で試みている。ベクターとしてGreen Fuluolesein proteinをコードするシークエンスを含むものを使用し、Fusion proteinの量、持続時間をあわせて検討している。あわせて来年度はGene Gunなどより実際的な方法を試みたい。
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