1999 Fiscal Year Annual Research Report
ベンゾジアゼピン受容体イメージング製剤による不安状態と回復過程の画像解析
Project/Area Number |
11770525
|
Research Institution | Jikei University School of Medicine |
Principal Investigator |
福光 延吉 東京慈恵会医科大学, 医学部, 助手 (40277075)
|
Keywords | ベンゾジアゼピン受容体 / ^<125>I-Iomazenil / コミュニケーションボックス / 精神不安 |
Research Abstract |
科研費採択後、第一回目の^<125>I-Iomazenilの配給が3月18日で、3月中に6匹のラットに対して実験を行った。うち、4匹はコントロール群で、^<125>I-Iomazenil(0.04mCi)静注後、3時間後に解剖し、同時に、血中放射能濃度、血中コルチコステロン濃度の測定を行った。解剖後、大脳を検出し、凍結切片をイメージングプレートに張り付けて冠状断の画像を作成した。残りの2匹はストレス負荷群で、血中コルチコステロン濃度の測定を行った後、連日3日間、コミュニケーションボックスに入れてストレスを与えた。3日後、コントロール群と同様に^<125>I-Iomazenil(0.04mCi)静注後、3時間後に解剖し、同時に、血中放射能濃度、血中コルチコステロン濃度の測定を行った。さらに、解剖後、大脳を摘出し、コントロール群と同様な手法で冠状断の画像を作成した。今後、ストレス負荷群の例数を増やして比較検討する予定である。
|