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1999 Fiscal Year Annual Research Report

生命観から見た明治期における生命科学の近代化過程の科学技術史的研究

Research Project

Project/Area Number 11780002
Research InstitutionKogakuin University

Principal Investigator

林 真理  工学院大学, 工学部, 講師 (70293082)

Keywords明治 / 動物学 / 近代化 / パブリック・アンダースタンディング・オブ・サイエンス
Research Abstract

1.日本における近代的な動物学の形成がどのようなものであったかを明らかにすることを目標とし、東京動物学会(後の日本動物学会)の雑誌『動物学雑誌』(Zoological Magazine)およびその周辺に関する文献調査と考察を行った。具体的な検討課題は次の通り。
(1)おおよそ明治時代中期の日本の動物学の明治期の動物学についてこれまで記述されてきた文献のサーベイを行った。
(2)『動物学雑誌』初期の論文については、データベース化し、マスとして分析が可能なようにした。分析の結果として、初期の論文の傾向の一端を明らかにした。
(3)Public Understanding of Sciecneの観点から、動物学の普及を問題にして、雑誌のあり方についての分析を行った。『動物学雑誌』の位置づけが変化していったことを、具体的、実証的に示した。
(4)西洋における生物学の成立の事情については、二次文献のサーベイを行って、それとの比較という観点から、日本における動物学の成立の特殊性の一端を明らかにした。
2.今後は、明治時代後期についても、同様のデータベース化を行い、動物学が成立していった過程を、さらに広い時代範囲において調査する。

  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Publications (1 results)

  • [Publications] 林 真理: "動物学雑誌初期の目的と成果"生物学史研究. 66号. (2000)

URL: 

Published: 2001-10-23   Modified: 2016-04-21  

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