2001 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
11792008
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Research Institution | TOKYO METROPOLITAN INSTITUTE OF TECHNOLOGY |
Principal Investigator |
福田 収一 東京都立科学技術大学, 工学部, 教授 (90107095)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中島 尚正 放送大学, 教養学部, 教授 (00011073)
池井 寧 東京都立科学技術大学, 工学部, 助教授 (00202870)
原島 文雄 東京都立科学技術大学, 学長 (60013116)
大久保 雅史 岡山県立大学, 情報工学部, 助教授 (10233074)
中川 正樹 東京農工大学, 工学部, 教授 (10126295)
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Keywords | 移動学習 / ファックス / 携帯電話 / IP / TV / メディアフュージョン / ローテックとハイテックの併用 / マネージャー支援 / 移動学習コンテンツ |
Research Abstract |
平成13年度は、平成12年度に開発した、携帯電話において多様される指示代名詞から、関連するメイルの内容を過去のメイルの中から自動的に引き出すシステムの改良を図り、曖昧な表現から、関連情報を検索できるシステムを開発した。 さらに、最近ウエアラブルコンピュータの発達が著しいことから、携帯電話、ウエアラブルコンピュータを用いた支援システムの開発を行った。ユーザは、JAVA搭載の携帯電話、あるいはウエアラブルコンピュータの表示画面に提示されるインタフェースを利用して、サーバーに格納されたXMLで記述された知識ベースにアクセスし、操作する。 知識ベースには、実世界ワークスペースに関する情報、位置、更新履歴、個人別関連情報が保存されている。ユーザは、このインタフェースに、キーワード、種別、位置などのキーを入力し、関連情報をテキスト、メイル形式で受け取る。 実世界ワークスペースには、実世界を写すWebカメラが設置されており、常に最新のワークスペース画像をインタフェースに表示できる。ユーザは、この実世界情報を検索キーとして、関連情報を検索できることとなる。 すなわち、マネージャーなどが移動中に、自分のオフィスの場所を指定して、そこにある情報にアクセスできる。マネージャーなどは、自分の仕事の情報について、仕事場における本、書類、ファイルなどの位置情報などと関連して記憶していることが多く、従来のような構造化されたキーワードではなく、こうした日常生活における実世界のタグとなる情報(位置、画像など)との関連づけが可能となった。
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Research Products
(26 results)
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[Publications] 福田 収一: "コンカレントエンジニアリングの現状と将来"日本設計工学会誌. Vol.36・NO.5. 193-200 (2001)
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[Publications] 柳沢 秀吉: "印象語による意匠設計支援方法の開発(感性の多様性を考慮して)"日本機械学会論文集(C編). 67巻No.00-0573. 1682-1688 (2001)
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[Publications] Tatsuya Kikuchi: "Remote Laboratory for a Brushless DC Motor"IEEE Trans.Educ. Vol.44・No.2(CD-ROM2). (2001)
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[Publications] Tatsuya Kikuchi: "Developing Educatinal software for Mechatronics Simulation"IEEE Trans.Educ. Vol.44・NO.2(CD-ROM8). (2001)
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[Publications] 菊池達也: "グローバル・チーム・ベースド・プトダクト・デザイン教育の試み"教育システム情報学会詩. Vol.18・NO.2. 210-218 (2001)
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[Publications] 福田収一: "15.2システム工学(協調工学、遠隔教育)"日本機械学会誌 特集 機械工作年鑑(ISSN 0021-4728). Vol.104・NO.993. (2001)
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[Publications] Tatsuya Kikuchi: "Developing an Educational Simulation Program for the PM Stepping Motor"IEEE Trans.on Educ.. vol.45・No.1(出版予定). (2002)
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[Publications] 菊池達也: "小型フォース・フィードバック機器を用いた永久磁石形モータ教材の検討-遠隔教育への応用を目指して-"日本ディスタンスラーニング学会誌. (出版予定). 38-44 (2002)
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[Publications] Yasushi Ikei: "NOVEL HAPTIC TEXTURE INTERFACES"Advances in Human Factors/Ergonomics. 768-772 (2001)
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[Publications] Yasushi Ikei: "A New Design of Haptic Texture Display-Texture Display2-and Its Preliminary Evaluation-"Proc.IEEE Virtual Reality 2001. 21-28 (2001)
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[Publications] Yasushi Ikei: "Feature Representation and Manipulation Aid for a 3D Virtual Object by a Finger-Mounted Tactile Display"JSME International Journal. Vol.45・No.3(出版予定). (2002)
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[Publications] 木村忠正: "PACSとしての情報ネットワーク社会を構想すること"国際大学GLOCOM機関誌『智場』. 66号. 16-20 (2001)
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[Publications] 木村忠正: "インターネットとiモード系携帯電話の狭間"日本語学. Vol.20,No.10. 54-71 (2001)
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[Publications] 木村忠正: "米欧アジア諸国のIT政策と日本"第1回「アメリカ90年代IT政策」,『行政&ADP』. Vol.37,No.12. 7-12 (2001)
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[Publications] 木村忠正: "米欧アジア諸国のIT政策と日本"第2回「EU・アジア諸国のIT政策と日本」,『行政&ADP』. Vol.38,No.1. 16-22 (2002)
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[Publications] 大中逸雄: "技術者教育の認定"機械学会誌. Vol.104,No.990. 289-293 (2001)
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[Publications] 大中逸雄: "技術者教育プログラムの認定施行結果と新基準及び今後の課題"工学教育. Vol.49,No.4. 46-51 (2001)
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[Publications] 大中逸雄: "工学・技術者教育のパラダイム・シフト"特集「大衆化された大学での教育はいかにあるべきか」学術の動向. 33-37 (2001)
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[Publications] Masaki Nakagawa: "Programming Education on an Interactive Electronic Whiteboard"International Conference on Information Technology Based Higher Education(ITHET)2001. 458-463 (2001)
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[Publications] Masaki Nakagawa: "Programming Education on an Electronic Whiteboard Using Pen Interface"Usability Evaluation and Interface Design. Vol.1. 440-444 (2001)
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[Publications] Masaki Nakagawa: "Development of an interactive electronic whiteboard system with multiple electronic pens for educational applications"Conference on Computers in Education(ICCE). Vol.3. 1438-1445 (2001)
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[Publications] 大久保雅史: "仮想空間における3次元形状評価のための視線-行為連動システム"日本機械学会論文集(C編). Vol.67,No.660. 230-236 (2001)
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[Publications] Masashi Okubo: "3D Shape Evaluation Analysis by Synthesis in Virtual Space for Collaboration"Proc.of the 10th IEEE International Workshop on Robot and Human Interactive Communication. 56-61 (2001)
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[Publications] Masashi Okubo: "Sensory Evaluation of Expressive Actions of InterRobot for Human Interaction and Communication Support"Proc.of the 10th IEEE International Workshop on Robot and Human Interactive Communication. 44-49 (2001)
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[Publications] 島田一雄: "遠隔教育のための講師と資料の映像合成自動化(3)"電子情報通信学会教育工学研究会. (2002)
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[Publications] 監修 バーチャル・ユニバーシティフォーラム発起人: "バーチャル・ユニバーシティ"アルク. 426 (2001)