2000 Fiscal Year Annual Research Report
リハビリテーションモデルによる在宅ケアアセスメント表の信頼性と妥当性に関する研究
Project/Area Number |
11835030
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Research Institution | Tokyo Metropolitan University of Health Sciences |
Principal Investigator |
寺山 久美子 東京都立保健科学大学, 保健科学部, 教授 (70188689)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
里村 恵子 東京都立保健科学大学, 保健科学部, 教授 (20187264)
古川 昭人 国際医療福祉大学, 保健学部, 講師 (10306219)
杉原 素子 国際医療福祉大学, 保健学部, 教授 (60275782)
井上 薫 東京都立保健科学大学, 保健科学部, 助手 (90259143)
笹田 哲 東京都立保健科学大学, 保健科学部, 助手 (80269513)
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Keywords | 介護保険 / 在宅ケアアセスメント / 作業療法 |
Research Abstract |
本年度は研究期間3年間の次年度にあたり、介護保険制度施行の元年にあたる。本年度の主な実績として、第一に、日本理学療法士協会版ケアニーズ評価用紙と前年度に作成したリハビリテーションモデルによる在宅ケアアセスメント表とを比較し、リハビリテーションモデルによる在宅ケアアセスメント表の今後の方向性について検討した。2つのアセスメント表の大項目および中項目をそれぞれ分類し検討した。比較の結果、相違点として、日本理学療法士協会版ケアニーズ評価用紙では「障害の受容」、「リハビリテーションマインド」等の内面的問題に関する評価項目が設けられていた。前年度に作成した在宅ケアアセスメント表ではこのような評価項目が設けられておらず,面接者の判断に任されるものとなっていた。ケアプラン作成においては,利用者本人の価値観や興味が反映されなければならないと考える.以上より,利用者本人の興味、価値感などの主観的側面に関する評価項目を新たに追加する必要性が示された。 次に、開発したリハビリテーションモデルによるケアアセスメント表の信頼性と妥当性を検討するため、東京都内在住の在宅高齢障害者(都市部)と栃木県内在住の在宅高齢障害者(農村部)の2事例について、在宅生活についてのビデオ(30分程度)の編集を行った。 来年度は、作成したビデオをもとに、開発したケアアセスメント表を実践で勤務している作業療法士らに実際に活用してもらい、開発したケアアセスメント表の信頼性と妥当性について検討を行う予定である。
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