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2000 Fiscal Year Annual Research Report

木曽馬による心身障害児の乗馬セラピーに関するリハ工学的研究

Research Project

Project/Area Number 11835052
Research InstitutionInstitute for Developmental Research, Aichi Human Service Center

Principal Investigator

三田 勝己  愛知県心身障害者コロニー発達障害研究所, 治療学部, 部長 (40100169)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 渡壁 誠  愛知県心身障害者コロニー発達障害研究所, 治療学部, 研究員 (70182946)
赤滝 久美  愛知県心身障害者コロニー発達障害研究所, 治療学部, 研究員 (30280811)
中村 みほ  愛知県心身障害者コロニー発達障害研究所, 治療学部, 主任研究員 (70291945)
Keywords乗馬セラピー / 心身障害児 / 木曽馬 / リハビリテーション工学 / 機能訓練 / QOL / 生体信号 / 処理・解析
Research Abstract

本研究では,木曽馬を用いた心身障害児の乗馬を実施し,その治療効果を工学的計測,解析法を用いて心身両面にわたって客観的,定量的に評価し,また,障害児乗馬用の支援用具や環境整備を行い,科学的な乗馬セラピーの確立をめざすことを目的とした。そこで,昨年度は乗馬セラピーの実態を調査,1960年代から現在までの国際学術誌に掲載された論文を検索した。しかし,その数は10数編を検索できたにすぎず,乗馬セラピーの研究は内外とも発展途上にあると思われた。乗馬セラピーの研究において,乗馬時の人および馬からの生体信号の収集は不可欠である。しかし,乗馬時のヒトと馬からの生体信号を使って乗馬セラピーの評価を行った研究はほとんどみられない。そこには計測技術上の問題が多いためと考えられる。そのため,計測にともなうアーチファクトやテレメータ技術など計測方法に関する検討や改善を行い,実験的な乗馬場面での生体信号を収集する技術開発を行った。次いで,実際に木曽馬を用いて実験研究を行った。具体的には,重症心身障害児に試行的な乗馬を行って,セラピーの可能性を追究した。また,乗馬セラピーの効果を定量的に評価するために,生体力学および電気生理学的方法(加速度,筋電図)を検討した。その結果,筋電図記録は,乗馬というダイナミックな動きによるアーチファクトが当初より大きく,さらなる技術的検討を必要とすることを示した。一方,加速度記録は,ヒトと馬の振動の大きさとタイミングといった運動の特徴を巧く把握した。

  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Publications (1 results)

  • [Publications] 局博一,三田勝己,慶野宏臣,慶野裕美: "障害者乗馬の世界"JPTA News. 207. 4-8 (2000)

URL: 

Published: 2002-04-03   Modified: 2016-04-21  

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