2000 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
11871076
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Research Institution | Keiwa College |
Principal Investigator |
山田 耕太 敬和学園大学, 人文学部, 教授 (50240015)
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Keywords | 書簡理論的分析 / 修辞学的分析 / パウロ書簡 / 第二コリント書 |
Research Abstract |
本年度も第二コリント書に対象を絞って分析し、研究を進めた。 前年度に日本新約学会で発表した「第二コリント書10-13章の書簡理論的・修辞学的分析」の要約が、『新約学研究』に掲載された。 2000年7月にスウェーデンのルント大学で開催された新約学を中心とした国際研究集会(修辞学的批評)、2000Lund Conference on Rhetorical Argumentation in Biblical Textsで、"Epistolary Theoretical & Rhetorical Analyses of 2Cor,10-13"を発表した。(この関係でアムステルダム大学に本部がある国際アーギュメンテーション学会に加入。)書簡理論による分析と修辞学による分析を組み合わせて,第二コリント書1-9章と10-13章が別な手紙であり、1-9章、10-13章の順で書かれたことを解明し、2000年9月に立教大学で開催された日本新約学会で発表した。その原稿は、『敬和学園大学研究紀要』第10号に掲載された。紙幅の関係で原稿を半分に短縮したものが、『新約学研究』次号に掲載予定(印刷中)。 尚、本研究のきっかけとなった第二コリント書の注解書が再版された(『新共同訳新約聖書略解』、所収)。
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Research Products
(4 results)
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[Publications] 山田耕太: "第二コリント書10-13章の書簡理論的・修辞学的分析"新約学研究. 第28号. 83-84 (2000)
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[Publications] Kota Yamada: "Epistolary Theoretical & Rhetorical Analyses of 2Cor, 10-13"Lund Conference on Rhetorical Argumentation in Biblical Texts (Http : //www.teol,lu,se/rhetorical). 1-16 (2000)
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[Publications] 山田耕太: "書簡理論と修辞学の視点から見た第二コリント書1-9章と10-13章の関係"敬和学園大学研究紀要. 第10号. 89-118 (2001)
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[Publications] 山内眞 監修(共著): "新共同訳 新約聖書略解(再版)"日本基督教団出版局. 800(480-518) (2000)