1999 Fiscal Year Annual Research Report
レーザー変位計によるビーム・フォイル相互作用の観測
Project/Area Number |
11874036
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
片山 一郎 東京大学, 大学院・理学系研究科, 教授 (30028237)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小川 英己 奈良女子大学, 理学部, 助教授 (90169194)
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Keywords | ビームによる標的移動 / レーザー変位計 / トルクメーター / 二次電子 / スパッタリング / デルタ電子 |
Research Abstract |
1。キーエンスのレーザー変位計LE4010を購入した。当装置により被写体の動きを0.03mmのレーザービームスポットで0.1μmの精度で移動量を測定できる。 2。上記装置を購入して判明したことはレーザーを含む検出部を真空中に置くと安定した装置の作動が保障されないことであった。このためビームの標的である炭素膜にいかにして大気中に置いた検出部からレーザー光を当てその反射光を検出するかが問題で、実験散乱槽の設計に腐心した。この散乱槽は別途予算で製作した。 3。その散乱槽の製作候補である最初のメーカーが打ち合わせを始めて4ヶ月後、技術的な理由で辞退することがあり、2番目に折衝したメーカーにより現在ようやくその散乱槽が完成し、2月末より調整実験を行った。
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