1999 Fiscal Year Annual Research Report
仮設型土地利用形態による都市活性化の実態と成立条件-仙台市を事例とした調査分析-
Project/Area Number |
11875131
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Research Institution | Shokei Women's Junior College |
Principal Investigator |
阿留多伎 眞人 尚絅女学院短期大学, 生活科学科, 助教授 (30232078)
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Keywords | 仮設型空間 / フリーマーケット / 出店ブース / 朝市 / 祭 |
Research Abstract |
仮設型土地利用の分布 仮設型土地利用としてフリーマーケット、朝市、神社祭をとりあげ、分布や立地条件を分析したところ、フリーマーケットは地下鉄等の駅周辺か大規模な公園で行われることが多く、朝市は鉄道駅か公共施設の駐車場で行われていた。また神社は旧市街地や旧街道沿いに広く分布しており、地域への密着性が高いと考えられる。 仮設型土地利用の実態 フリーマーケット、朝市の運営実態をアンケート調査により分析した。会場の広さはかなりばらついていた。各ブースの広さは朝市の方がフリーマーケットよりも広かった。会場としては広さ、交通の便、公的スペースといったことが条件としてあげられ、問題点としては駐車スペースや設備の充実などがあげられた。 フリーマーケットの空間分析 フリーマーケットの空間分析として2m×2mのスペースの使われ方をパターン化してみたが、75%は通路、商品、売り子が平行に並ぶ、最も単純な配置であった。立体的な利用や商空間としての工夫は未熟であり、今後の発展が期待できる。
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