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2000 Fiscal Year Annual Research Report

仮設型土地利用形態による都市活性化の実態と成立条件

Research Project

Project/Area Number 11875131
Research InstitutionShokei Women's Junior College

Principal Investigator

阿留多伎 眞人  尚絅女学院短期大学, 生活科学科, 助教授 (30232078)

Keywordsフリーマーケット / 仮設型土地利用 / 仮設型空間
Research Abstract

1.目的:本年度は仮設型土地利用の典型としてフリーマーケットを対象として選び、出店者と来場者の実態や誘致圏の分析を行った。
2.課題と方法:(1).フリーマーケットの出店実態 名取スポーツパーク(以下ナスパという)と新富谷ガーデンシティホール(以下新富谷という)で行われたフリーマーケットの出店実態を把握するために出店者アンケートを会場で直接配布し直接回収した。ナスパは配布60票に対して回収47票、78.3%、新富谷は配布160票に対して回収109票68.1%であった。(2).フリーマーケットの来場者の実態と誘致圏来場者の来場目的、居住地、購入品目、交通手段などについてのアンケートを上記2会場の来場者に直接配布し、直接または郵送回収した。ナスパは配布200票に対して回収59票29.5%、新富谷は配布200票に対して回収44票、22%であった。
3.結果:(1)出店実態 2会場の出店内容を見ると、衣類が圧倒的に多く、アート系の出店は少ない。出店者の94.1%は素人で70.7%が不用品減らしを目的としていた。(2)来場者の実態 来場者は自家用車で、安い衣類を目的に来ている人たちが多いものの、ショッピングの楽しさや値引き交渉の楽しさ、あるいは売り子とのコミュニケーションの楽しさなどレジャー的側面も強い。(3)誘致圏 出店者の誘致圏をみると、ナスパからの平均距離は10.5km、新富谷からの平均距離は15.6km、来場者の誘致圏はナスパでは平均誘致距離は10.9km、新富谷では平均誘致距離は14.5kmであった。両会場の出店者の誘致圏はかなり重なるが、来場者の誘致圏は2つに分かれているといえる。しかし、駐車場の確保とPR次第で誘致圏は拡がると考えられる。

URL: 

Published: 2002-04-03   Modified: 2016-04-21  

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