1999 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
11876051
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Research Institution | Hokkaido University |
Principal Investigator |
寺尾 日出男 北海道大学, 大学院・農学研究科, 教授 (50001467)
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Keywords | 管理情報システム / トラクタバス / 作業機バス / データ伝送 / シリアルバスシステム / タスクコントローラ |
Research Abstract |
本研究の目的は農業機械学会の研究者人脈を通じて,慶用CAN-LBS研究チーム編成と国際規格翻訳と出版のための研究会設置,海外のCAN-LBS研究者とのネットワーク作りと先進地ドイツ訪問による現地研修会の実施,本邦におけるCAN-LBSに関する国際研修集会の開催を通じて啓蒙と普及の活動展開,以上3つの目的を2年間で達成することにある. く平成11年度成果> 1.上記の目的を達成するため,5月に北海道大学(3名),岩手大学(1名),農林水産省農研センター(1名),農水省草地試験場山地支場(1名)計6名からなる研究チームを組織し,このうちの2名が11月ドイツハノーバ市で開催されたAgritechnica'99/Precision Farminng,LAV主催のCAN-LBS研修集会へ出かけ,知見を広めるとともに現地の研究者と交流を図り,人脈ネットワークを構築した. 2.11月(大宮)次年度札幌で開催するCAN-LBSに関するシンポジウム「SAPP0R0 国際シンポジウム2000-農用BUSシステムLBSによる農業機械の電子的コミュニケーション」の開催に関する素案検討と当該研究活動の方針検討,1月(北大)でCAN-LBS理論と実演の研究会を実施した.第3回は次年度農業機械学会(新潟大学)で当該研究成果の中間報告を自由研究集会にて実施する予定である. 3.「農業機械学会テーマ公募型自由集会in新潟」に申請した当該関連研究課題「トラクタと作業機のコミュニケーション-国際規格IS011783とその動向」が農業機械学会で採択され,学会から後援されることになった(農業機械学会誌第62巻第1号).
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