1999 Fiscal Year Annual Research Report
一酸化窒素が高血圧動脈硬化循環器疾患の発症に及ぼす影響に関する疫学研究
Project/Area Number |
11877069
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Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
嶋本 喬 筑波大学, 社会医学系, 教授 (50143178)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
熊谷 嘉人 筑波大学, 社会医学系, 助教授 (00250100)
磯 博康 筑波大学, 社会医学系, 助教授 (50223053)
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Keywords | 高血圧 / 頚動脈硬化 / NO / cGMP / 疫学調査 |
Research Abstract |
本研究は3つのサブテーマに分かれるが,それぞれ進捗状況について述べる。 研究1)NO関連指標と本態性高血圧との関連についての横断研究 高血圧者100名、正常血圧者100名についての同定が完了した。そして、24時間蓄尿サンプルのcGMPの測定を開始した。予備的な調査結果によると、血中cGMPの濃度は高血圧者は正常血圧者に比し、やや高い傾向を示した。 研究2)NO関連指標と頚動脈硬化との関連についての横断研究 現在のところ、頚動脈硬化度を評価した100名についての血中のcGMPの測定がほぼ完了した。平成11年12月、さらに150名について頚動脈硬化度の調査・分析を行う予定である。これまでの予備的な調査結果によると、血中cGMPの濃度は頚動脈硬化を有する群は有しない群に比し、高い傾向を示した。 研究3)NO関連指標と循環器疾患の発症との関連についての追跡研究(Prospective nested case-control研究) 現在、caseとして虚血性心疾患40名、脳卒中80名についての確認、同定作業及びcontrolの抽出作業が完了した。
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