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1999 Fiscal Year Annual Research Report

スポーツ投資のコストベネフィット分析;スポーツ経済論のパースペクティプ

Research Project

Project/Area Number 11878007
Research InstitutionNagoya University

Principal Investigator

佐々木 康  名古屋大学, 総合保健体育科学センター, 助教授 (00183377)

Keywordsスポーツ / 経済効果 / コストベネフィット分析
Research Abstract

1.スイミングプールにおけるプログラム参加による疾患状況改善ケースの追跡
●当該プールの特長は、高度な浄水機能をそなえたプール水浄水器、及び飲料水浄水、さらにそれらを家庭でも利用するというシステムである。現在の一般プール水質基準より、その浄水目標を高く設定しており、設備コストも高い値になっている。ここでは現時点である程度の参加者の状況把握が可能な以下のケースについて記す。
(1)公共プール・プログラム参加者のケース
当該地域の小中学校の体育授業(水泳)において皮膚疾患のため、参加できない生徒が増加してきた(平成11年度夏季において約500名程度)。これらの対象者には、日に2時間の水泳時間を1年間無料で使用できるよう配慮した。その結果実際に参加した数は132名(小学生92名、中学生40名)で、また対象者には症状についてのアンケート調査が実施されている。
(2)他のプールの状況について
(1)でみた公共プールのほかに、民間プール、ホテル附属プール、整形外科開業医院内リハビリテーション用プール等、他施設への波及が拡大している。
2.関連研究展望
特に欧州を中心に、水(鉱水)を利用した健康維持増進施設が展開されている。特に注目すべき点は、いわゆるミネラルウォーターの効用が一般に明示されており、さらにそれらを疾病の治療等に使用する際に保険の対象となることがあるが、水利用をライフスタイルに取り入れ健康管理をすることが、社会的にも広く認知されているといえる。

  • Research Products

    (2 results)

All Other

All Publications (2 results)

  • [Publications] 佐々木 康: "スポーツ・レジャー産業の連関構造"中京大学学位論文(博工(体育学)). 1-316 (2000)

  • [Publications] 佐々木康(著)、原田宗彦(編著): "21章スポーツの経済効果 改訂スポーツ産業論入門"杏林書院. 370 (1999)

URL: 

Published: 2001-10-23   Modified: 2016-04-21  

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